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予言的中? ハーパーの開幕前の言い間違い「ワシントンに優勝をもたらしたい」が現実に

2019/11/01

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自身はポストシーズン進出叶わず

 フィラデルフィア・フィリーズのブライス・ハーパー外野手が、開幕前に発言した内容が実現したとして大きな注目を集めている。米メディア『Sporting News』が31日(11月1日)、伝えている。
 
 ワシントン・ナショナルズが激闘の末にヒューストン・アストロズを破り、悲願の初優勝を成し遂げたワールドシリーズ。地元ワシントンでは大きな盛り上がりを見せているが、その一方で、あるスーパースターの一言に注目が集まっている。
 
 注目を集めているのはフィラデルフィア・フィリーズのブライス・ハーパー外野手。昨季までナショナルズに在籍し、オフに13年総額3億3000万ドル(約368億円)の超大型契約でフィリーズへ移籍した。そんなハーパーが春先に発言した内容が“予言的中”となったようだ。
 
 フィリーズ入団が決まったハーパーは、春先の移籍会見で「We want to bring a title to D.C. (ワシントンD.C.にタイトル(優勝)をもたらしたい)」と発言。ほんの半年前までプレーしていたこともあってか、ワシントンとフィラデルフィアを言い間違えてしまった。
 
 開幕当初にナショナルズを世界一候補として推す声はほとんどなかった。だが、結果は周知の通りで、ハーパーの言い間違いが現実となり、再び大きな注目を集めているようだ。
 
 なお、ハーパー自身は今季も35本塁打と活躍したものの故障者続出のチーム事情もあり、ポストシーズンはおろか、シーズン勝ち越しさえ叶わず。優勝を目指せる球団へ移籍したものの、移籍1年目は満足のいくシーズンとはならなかった。「選ばれし者」と称され、ここ数年はナショナルズを支える絶対的主砲として活躍していたハーパーは、古巣の世界一に複雑な気持ちを抱えていることだろう。
 
 ハーパーの契約は残り12年。高額契約ゆえにトレードが実現する可能性も非常に低いが、果たして現役中に世界一を味わえるだろうか。監督に名将ジョー・ジラルディ氏を迎える来季こそは、フィラデルフィアに優勝をもたらしたいところだ。