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ワールドシリーズMVPは2戦2勝ストラスバーグ! 黄金の先発3本柱が優勝手繰り寄せる

2019/10/31

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計5勝0敗でポストシーズンを支配

 ワールドシリーズ制覇を果たしたワシントン・ナショナルズから、シリーズMVPとしてスティーブン・ストラスバーグ投手が選出された。地元メディア『The Washington Post』が30日(日本時間31日)、伝えている。
 
 第7戦でヒューストン・アストロズを下し、球団初のワールドチャンピオンに輝いたナショナルズ。ワイルドカード枠から下克上を果たし、待ちに待った優勝の味を噛みしめる中、今シリーズのMVPが発表された。
 
 栄えあるMVPに輝いたのは先発投手のストラスバーグ。ナショナルズ一筋10年目となる剛腕は、第2戦で6回2失点、先に3敗して背水の陣で挑んだ第6戦では8回1/3を2失点と好投し、いずれも勝利投手となっていた。
 
 シリーズを通しての成績は2先発で2勝0敗、防御率2.51、14回1/3を投げて14奪三振の成績。ポストシーズン全体だと5勝0敗と圧倒的な成績を残しており、ポストシーズンにおけるニューヒーローの誕生となっている。
 
 かつてはドラフト史上最高の逸材とも言われたストラスバーグが大活躍のシリーズとなったが、ストラスバーグ以外にも、エース級の投手が優勝を手繰り寄せた。特にマックス・シャーザー投手は大エースの意地を見せつけた。
 
 第5戦の先発を回避するなど身体の状態が優れなかったシャーザー。投げれば選手生命に関わる危険性もあったが、第7戦目のマウンドに上がることを決意。本調子ではないものの、エースの気迫でアストロズ打線を5回2失点に封じ、世界一の立役者となった。
 
 左のエースであるパトリック・コービン投手もシリーズでは大健闘。第4戦では6回4失点と奮わなかったものの、初戦で務めたリリーフの役割を第7戦でも全う。3回を2安打、無失点に封じ、満身創痍にも近かったシャーザーの力投に続いた。
 
 今ポストシーズンでは3人ともリリーフを経験。ブルペン陣に弱点を抱えるナショナルズだが、3人の頼れるエースを駆使してアストロズを撃破した形となった。
 
 なお、ストラスバーグは今オフにフリーエージェント(FA)となり、シャーザーの状態もまだまだ不透明だ。来季は先発の陣容が変化する可能性もあるが、ファンとしては、ワシントンに世界一をもたらした黄金3本柱をもう一度見たいところだろう。