データやコラム、多角的な視点で野球の魅力を発信!ベースボールチャンネル(BaseBall Channel)



アストロズ、アルトゥーベの劇的サヨナラ弾で2年ぶり3度目V 猛追ヤンキースを撃破【MLBリーグ優勝決定シリーズ】

2019/10/20

text By

photo

Getty Images

タグ: , , , , , , , , , , , , ,



同点とされた直後に意地の“2ラン返し”

 ヒューストン・アストロズとニューヨーク・ヤンキースによるアメリカン・リーグ優勝決定シリーズ第6戦が19日(日本時間20日)、アストロズの本拠地ミニッツメイド・パークで行われ、アストロズがサヨナラ勝ちで2年ぶり3度目のリーグ優勝を決めた。
 
 第5戦から移動日を設けず決戦の地をヒューストンに移した第6戦。3勝2敗と突破へ王手をかけたアストロズが、ホームの大声援を背に躍動した。
 
 アストロズは初回から打線が活発だった。この日はお互いに初回からリリーフ投手を起用する「ブルペンデー」を採用したが、ヤンキース先発のチャド・グリーン投手に対して1死から2番のホセ・アルトゥーベ内野手が二塁打で出塁すると、その後2死一、二塁とチャンスが広がったところで5番のユリ・グリエル内野手が左翼スタンドへ3ラン本塁打を放ち幸先良く先制した。
 
 アストロズ先発のブラッド・ピーコック投手は、2死二塁のピンチでゲイリー・サンチェス捕手に適時打を浴び、続く打者に四球を与えたところで降板。それでも、2番手のジョシュ・ジェームス投手が後続の打者を打ち取ってリードを守る。
 
 4回には4番手の新人ホセ・アキーディー投手が1点をジオ・アーシェラ内野手にソロ本塁打を浴び1点差に詰め寄られ、徐々にヤンキースに雰囲気が傾きかけたが、アストロズ打線は6回に内野ゴロの間に1点を加え、4-2とリードを2点に保って終盤を迎えた。
 
 7回~8回は、アストロズがウィル・ハリス投手とジョー・スミス投手、ヤンキースはアダム・オッタビーノ投手とザック・ブリットン投手がそれぞれ1イニングずつを無失点。そして試合はいよいよ9回に突入する。
 
 崖っぷちに追い込まれたヤンキースは、アストロズのクローザー、ロベルト・オスーナ投手に対して先頭のアーシェラが左前安打で出塁。続くブレット・ガードナー投手は三振に倒れ1アウトととなったが、ここでここまで無安打だった1番のD.J.ラメイヒュー内野手が右翼スタンドへ起死回生の同点2ラン本塁打を放ち、4-4と試合を振り出しに戻した。
 
 まさかの同点劇を目の当たりしたアストロズだったが、直後の攻撃でヤンキースのクローザー、アロルディス・チャップマン投手に対して2死走者なしから1番のジョージ・スプリンガー外野手が四球で出塁。そして続くアルトゥーベは、カウント2-1からの4球目、83.6マイル(約135キロ)のスライダーを完璧に捉えると、打球は打った瞬間それと分かる左中間への逆転サヨナラ2ラン本塁打となった。
 
 劇的な幕切れでアストロズが6-4で勝利し、2年ぶり3度目のリーグ優勝。2013年にナショナル・リーグ(中地区)からア・リーグ(西地区)に変わってからは2度目のリーグ制覇となった。

1 2 3



  • 記者募集