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ナショナルズが敵地で貴重な1勝! あわやノーヒッターのサンチェス、6年前のPSでも6回ノーノー

2019/10/12

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自信満々の投球に納得「本当に気持ち良い」

 ワシントン・ナショナルズのアニバル・サンチェス投手が11日(日本時間12日)、敵地ブッシュ・スタジアムで行われたセントルイス・カージナルスとのナショナル・リーグ優勝決定シリーズ第1戦に先発し、8回2死までノーヒットに抑える好投を見せ、チームの先勝に大きく貢献した。
 
 メジャー14年目35歳のベテラン右腕サンチェスが、圧巻の投球で自身2013年以来6年ぶりのポストシーズン勝利を飾った。
 
 サンチェスは5回までを四球1つのみに抑えると、スコア2-0とリードした7回まで安打を打たれることなくカージナルス打線を封じた。そして迎えた8回、先頭のトミー・エドマン外野手にシンカーを捉えられると、痛烈なライナーは一、二塁間へ。右前に抜けるかと思われた打球だったが、これを一塁を守るライアン・ジマーマン内野手がダイビングして好捕した。
 
 続く打者も中飛に打ち取り、いよいよ偉業に向けてカウントダウン。しかし、ここで代打ホセ・マルティネス外野手に対して、フルカウントから投じたスプリットを中前へ運ばれノーヒットノーランの夢は終わり告げた。
 
 それでも、サンチェスはこの日7回2/3、103球(ストライク67球)を投げて被安打1、与四死球3(四球1)、奪三振5、無失点の好投。ナショナルズは2番手で登板したクローザーのショーン・ドゥーリトル投手が最後までカージナルス打線を無失点で封じ込め、そのまま2-0で勝利を収めた。
 
 先発のサンチェスにとってはデトロイト・タイガース時代の2013年以来6年ぶりのポストシーズンでの勝利。当時もボストン・レッドソックスとのアメリカン・リーグ優勝決定シリーズ第1戦で6回を投げて無安打無失点の好投を見せ、1-0での最少得点試合の勝利に大きく貢献していた。
 
 米公式サイト『MLB.com』によれば、サンチェスは試合後「本当に気持ちが良いよ」と話し、「(ノーヒットノーラン)にも挑戦した。崩れたりしたくなかったし、他のことも考えることもなかった」と大舞台で自信満ち溢れた投球ができたことに納得のコメントを残した。
 
 ベテラン右腕の快投で、敵地での貴重な1勝をもぎ取ったワイルドカードのナショナルズ。あす第2戦では、地区シリーズで先発と救援で計3試合に投げたマックス・シャーザー投手が先発する。勢いを得て、連勝して本拠地に戻ることができるだろうか。

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