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ドジャース、リーグ優勝決定シリーズ進出に王手 6回に7得点の猛攻、前田健太は打者2人を5球で抑える【MLB地区シリーズ】

2019/10/07

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 ロサンゼルス・ドジャースとワシントン・ナショナルズによるナショナル・リーグ地区シリーズ第3戦が6日(日本時間7日)、ナショナルズの本拠地ナショナルズ・パークで行われた。試合は、ドジャースが6回に一挙7得点の猛攻もあり、10-4で逆転勝利を収めた。
 
 ドジャースの先発は、今季14勝、防御率2.32と抜群の安定感を示した柳賢振投手。しかし初回、四球で出した走者を一塁に置き、絶好調のフアン・ソト外野手を打席に迎える。柳は変化球でカウント1-1とするも3球目、高めのストレートを弾き返されると、打球はバックスクリーンへ。立ち上がりにいきなり2点を先制される苦しい展開となる。
 
 それでも柳は2回以降立ち直り、普段どおりのパフォーマンスを披露。5回まで追加点を許さない投球で打線の援護を待った。
 
 柳の好投を受けて、ドジャース打線も奮起。5回にマックス・マンシー内野手のソロ本塁打で1点差に迫ると、6回には怒涛の攻撃をみせる。先頭のコディ・ベリンジャー外野手が安打で出塁すると、2死から代打デビッド・フリーズ内野手が安打で続き一、三塁のチャンスを作る。ここで8番ラッセル・マーティン捕手が逆転の2点適時二塁打を放ち一気に逆転に成功。さらに、エンリケ・ヘルナンデス内野手の二塁打で2点を追加すると、最後はジャスティン・ターナー内野手の試合を決定づける3ランでこの回7得点を挙げた。
 
 その裏には2点を返されたドジャースだが、7回以降は救援陣が踏ん張り無失点リレー。8回途中からは前田健太投手が登板し、2/3回をわずか5球で無失点に抑えている。
 
 中盤に試合展開をひっくり返し、勝率ナンバーワンの意地をみせたドジャース。自慢の打棒でリーグ優勝決定シリーズ進出へ王手をかけた。