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ナショナルズ、豪華継投“変則再現”で地区S1勝1敗 ストラスバーグ6回1失点&シャーザー1回3K【MLB地区シリーズ】

2019/10/05

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ともに大車輪!シャーザーは敵地での第3戦で先発へ

 ロサンゼルス・ドジャースとワシントン・ナショナルズによるナショナル・リーグ地区シリーズ第2戦が4日(日本時間5日)、ドジャースの本拠地ドジャー・スタジアムで行われ、ナショナルズが接戦を制して1勝1敗のタイとした。
 
 初戦で完封負けを喫したナショナルズが、この日は執念の豪華継投でシリーズ1勝1敗のタイに持ち込んだ。
 
 ナショナルズは初回、ドジャース先発の左腕クレイトン・カーショウ投手から二塁打と四死球で満塁のチャンスを作ると、5番のハウィ・ケンドリック内野手が左前へ適時打を放ち幸先良く1点を先制する。
 
 さらに2回にもアダム・イートン外野手、アンソニー・レンドーン内野手の連続適時打で2点を追加し3-0。過去3度のサイ・ヤング賞を獲りながらポストシーズンでは通算9勝10敗と負け越しているカーショウを早々と攻略した。
 
 投げては、ワイルドカードゲームで好救援を見せた今季18勝のスティーブン・ストラスバーグ投手がこの日は本来の先発で好投。4回まで1人の走者も許さず6つの三振を奪う力投で、5回もウィル・スミス捕手に初安打を許したものの、フォーシームとチェンジアップ、そしてカーブを駆使しながらアウト3つは全て三振で奪ってドジャース打線を封じ込める。
 
 意地を見せたいドジャースは、6回に1死から連続安打で二、三塁とこの日初めてのチャンスを作ると、2番のジャスティン・ターナー内野手が右翼へ犠飛を放って1点を返す。しかし、なおも2死三塁で後続が繋がらず同点までは至らなかった。
 
 ナショナルズは先発のストラスバーグが6回85球(ストライク57球)を投げて被安打3、無四球、奪三振10、失点1の快投。そして7回は今季29セーブを挙げたショーン・ドゥーリトル投手が2番手として登板し、マックス・マンシー内野手にソロ本塁打を浴びるも何とかリードを守る。
 
 打線がアズドゥルバル・カブレラ内野手の適時打で1点を加え4-2とした8回、継投では今季先発で11勝を挙げたマックス・シャーザー投手が登板。ミルウォーキー・ブリュワーズとのワイルドカードゲームでもシャーザーが先発、ストラスバーグがリリーフというリレーが見られたが、この日はストラスバーグ先発、3番手でシャーザーという豪華な継投が実現した。
 
 キャリア3度のサイ・ヤング賞を獲得し、今季243奪三振で8年連続200奪三振以上をマークしたシャーザーは、今季初めてのリリーフ登板でドジャースの5番から始まる打線に対して、カットボールとスライダーを決め球に圧巻の3者連続空振り三振に仕留めて見せる。
 
 そしてナショナルズ2点リードのまま迎えた9回は、ワイルドカードゲームでもセーブを記録したダニエル・ハドソン投手が2死満塁のピンチを招くも、最後はコーリー・シーガー内野手をスライダーで空振り三振に仕留めて試合終了。ナショナルズが4-2で勝利し、シリーズ成績を1勝1敗とした。
 
 先発のストラスバーグは今ポストシーズンで早くも2勝目。通算でも3勝2敗と勝ち星が先攻し、5試合を投げて防御率0.64と存分に勝負強さを見せつけている。一方、ドジャース先発のカーショウは6回3失点。昨季のポストシーズンから3連敗となり、通算でも9勝11敗、防御率4.33となった。なお、リリーフで待機した前田健太投手の登板はなかった。
 
 同カードの第3戦は、移動日を挟んでナショナルズの本拠地ナショナルズ・パークで開催。先発はナショナルズがこの日好救援を見せたシャーザー、ドジャースは今季14勝を挙げメジャートップの防御率2.32をマークした韓国人左腕・柳賢振投手となっている。

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