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メッツ・アロンゾ、MLB新人最多タイの52号本塁打 17年ヤンキース・ジャッジの記録に並ぶ

2019/09/28

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初回の第1打席でソロ本塁打、記録更新なるか

 ニューヨーク・メッツのピーター・アロンゾ内野手が27日(日本時間28日)、本拠地シティ・フィールドでのアトランタ・ブレーブス戦でメジャーリーグ新人最多タイとなるシーズン52号本塁打を放った。
 
 今季ここまで球団新記録を更新しつづけ、デビュー1年目で史上初の50本塁打を突破し51本塁打を記録していたアロンゾ。驚異の新人内野手が、今度は新人資格を持つ選手としては史上最多タイとなる52号本塁打を放った。
 
 本拠地でのブレーブス戦に「2番・一塁」で先発出場したアロンゾは、0-2と2点を追う初回の第1打席、ブレーブス先発のダラス・カイケル投手と対戦。
 
 1死走者なしの場面で、カウント0-1から内角高め87マイル(約140キロ)のカットボールを強烈に引っ張り込むと、ライナー性の打球は左翼フェンスに描かれたオレンジ色のラインより上に直撃するソロ本塁打となった。
 
 ホームの大歓声の中ダイヤモンドを駆け回ったアロンゾは、ダグアウトに戻っても鳴り止まない歓声に対して、ヘルメットを脱いでカーテンコールに対応。ニューヨークの地が笑顔で溢れた。
 
 新人選手によるシーズン52本塁打は、2017年に当時デビュー2年目だったアーロン・ジャッジ外野手(ニューヨーク・ヤンキース)が放って以来のメジャーリーグ最多タイ記録。もちろんデビュー1年目の選手としては史上最多となる。
 
 アロンゾは3回の第2打席は四球を選び、4回の第3打席は二飛、6回の第4打席は空振り三振に倒れているが、メッツはこの日の試合を含めて残り3試合。新人最多記録の更新が期待される。

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