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投打に圧倒的な戦力のアストロズ、最強の座に揺るぎなし MLB公式が最強チームを特集

2019/09/24

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17勝右腕3人+20発打者7人の最強軍団

 レギュラーシーズンが終了目前となっている現時点でのチームランキングについて、米公式サイト『MLB.com』が22日(日本時間23日)、特集記事を発表している。
 
 いよいよレギュラーシーズンも最終週を迎えるメジャーリーグ。地区優勝する球団も現れ、ポストシーズンの組み合わせも徐々に決まりつつある中、公式サイトが現在のチーム力を示した「パワーランキング」を特集した。
 
 栄えある1位に選出されたのは22日(同23日)に地区優勝を決めたヒューストン・アストロズ。エースのジャスティン・バーランダー投手が20勝、ゲリット・コール投手が18勝、アリゾナ・ダイヤモンドバックスから途中加入のザック・グレインキー投手が2球団で計17勝。打線も、39本塁打のアレックス・ブレグマン内野手を筆頭に20本塁打以上が7人と投打ともに他を寄せつけていない。
 
 特にホームでの試合は60勝21敗(勝率.741)と凄まじい戦績を残した。過去40年間でホームで60勝を達成したのは1998年のニューヨーク・ヤンキースのみだという。なお、その年のヤンキースは圧倒的な強さで世界一に輝いている。
 
 2位にランキングされたのはヤンキース。19日(同20日)に地区優勝を飾り、今季もシーズン100勝に到達。エースのルイス・セベリーノ投手がシーズン終盤に電撃復活し、チームを勢いづけている。
 
 現在も故障者は多く、グレイバー・トーレス内野手、エドウィン・エンカルナシオン内野手が故障中。しかし、両者ともに近日中の復帰見込みとなっており、さらなる戦力アップも予想される。リーグ優勝決定戦ではアストロズとの激戦となるかもしれない。
 
 3位に選ばれたのはロサンゼルス・ドジャース。ドジャースもアストロズ、ヤンキースと並んでシーズン100勝に到達。10日(同11日)には今季メジャー最速で地区優勝を決めた。8月は不調だった柳賢振投手も最近2試合連続7回を3失点以下で抑え復調の気配を見せている。
 
 4位にはナ・リーグ東地区優勝のアトランタ・ブレーブス、5位には22日(同23日)時点でシーズン296本塁打を記録しているミネソタ・ツインズがそれぞれランクインしている。
 
 なお、5位までで地区優勝となっていないのはツインズのみ。ア・リーグ中地区をクリーブランド・インディアンスと争っており、こちらも最終週での決着が注目される。
 
10位までは以下の通り
 
1位:ヒューストン・アストロズ
2位:ニューヨーク・ヤンキース
3位:ロサンゼルス・ドジャース
4位:アトランタ・ブレーブス
5位:ミネソタ・ツインズ
6位:オークランド・アスレチックス
7位:タンパベイ・レイズ
8位:セントルイス・カージナルス
9位:ワシントン・ナショナルズ
10位:クリーブランド・インディアンス