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アキレス腱断裂のヤンキース・ベタンセス、手術の必要なし キャンプで復帰見込みも最悪のFAイヤー

2019/09/21

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復帰1日目で今季絶望、来季の居場所は?

 左足アキレス腱の部分断裂によって今季絶望となったニューヨーク・ヤンキースのデリン・ベタンセス投手だが、手術の必要はないことが分かった。米メディア『NBC Sports』が19日(日本時間20日)、伝えている。
 
 15日(同16日)にケガから復活し、今季初登板を果たしたベタンセスだが、その試合で左足のアキレス腱を痛めた模様。検査の結果、部分断裂が認められ、今季は残りの試合に出場しないことが決定した。
 
 しかし、同サイトによると手術の必要はなく、来季のスプリングトレーニング(春季キャンプ)に向けて準備するとのこと。リリーフ投手として5年連続で65試合登板&100奪三振と大車輪の活躍を見せてきたベタンセスだが、今季はわずか2/3回を投げただけでシーズン終了となり、来季の復活にかけることになる。
 
 なお、ヤンキースはクローザーのアロルディス・チャップマン投手をはじめ、強力なリリーフ投手がブルペンに集結。ベタンセス復帰によってブルペンは“完全体”となることも期待されていただけに、そちらも残念な結果となってしまった。
 
 また、苦難続きのベタンセスは今季終了と同時にフリーエージェント(FA)となり、ヤンキースを離れる可能性も浮上。春季キャンプに向けてリハビリを重ねてはいくが、新たな所属先が簡単に見つかるとは限らない。
 
 本来ならばオフのFA市場で目玉選手の1人となるはずだったベタンセス。しかし、開幕から相次いだけが、さらに今回のアキレス腱断裂によって市場での価値は急降下。けがのリスクから、獲得に積極的になる球団はかなり少ないかもしれない。
 
 加えて、前述の通りヤンキースには強力リリーフ投手が多数存在。特に昨年オフにはザック・ブリットン投手、アダム・オッタビーノ投手と3年契約を結んだばかり。これ以上リリーフに獲得資金を回さない可能性も高く、残留は難しいとも考えられる。
 
 とはいえ、ベタンセスは球団にとっては功労者の1人。ヤンキースでの最後の勇姿が今季1登板のみとは寂しく、ファンは単年契約での再契約を強く求めるかもしれない。果たして復活が期待される来季には、どの球団のユニホームに袖を通しているだろうか。




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