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平野佳寿、8月以来の復帰登板 被弾も1回投げ切る、ポストシーズン進出狙うチームに貢献できるか

2019/09/12

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 アリゾナ・ダイヤモンドバックスの平野佳寿投手が11日(日本時間12日)、敵地でのニューヨーク・メッツ戦に8月16日(同17日)以来の登板。復帰戦は本塁打を浴びるなど、1回を投げて2失点を喫した。
 
 平野は、8月に右肘の炎症で10日間の負傷者リスト(IL)入り。ポストシーズン進出の可能性を残すチームにとって、今季55試合に登板しているリリーバーの離脱は大きな痛手となっていた。
 
 待望の復帰となった平野だが、この日は7点ビハインドの6回に4番手としてマウンドに上がった。先頭のローリーをスプリットで遊ゴロに仕留めひとまずアウトを一つ取ると、四球を挟んで、今季47本塁打の2番アロンゾに対しても、スプリットで三ゴロに打ち取る。
 
 2死一塁から、マクニールに甘く入った初球のストレートを右翼スタンドに運ばれたが、続くラモスを内野ゴロに打ち取り、この回を投げ抜いた。
 
 この日の平野は1回(12球)を投げ、被安打1、与四球1、被本塁打1、失点2の成績で、防御率5.17となっている。
 
 復帰登板を無失点で切り抜けることはできなかった平野だが、遠ざかっていたメジャーのマウンドの感覚を取り戻すいい機会となったはずだ。ワイルドカード枠奪取に燃えるチームを加速させることができるか。