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エンゼルス・大谷翔平、3三振も先制打で3試合連続安打 打点は昨季と並んで自己最多「61」、チームは連勝止まる

2019/09/09

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 ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手は8日(日本時間9日)、敵地でのシカゴ・ホワイトソックス戦に「3番・指名打者(DH)」で先発出場し、4打数1安打1打点だった。チームは1-5で敗れた。
 
 前日には今季17号含む5打点の大活躍を見せた大谷。調子の波に乗りたいところだが、この日は3三振を喫してしまった。
 
 エンゼルスは初回、四球とワイルドピッチで1死二塁となった場面で大谷に打席が回る。ホワイトソックス先発のディラン・シーズ投手が投じたカーブを上手く流し打って左前打とすると、その間に二塁走者が生還。エンゼルスは1-0とリードし、大谷に打点がつく。
 
 しかし直後の1回裏に追いつかれてしまったエンゼルス。大谷は2回に1死満塁のチャンスで第2打席を迎えると、カウント3ボール1ストライクから4球連続でファール。粘りを見せるも、最後は高めにきた97.8マイル(約156キロ)の直球を振らされ三振に倒れる。
 
 後続のアルバート・プホルス内野手も中飛に倒れ、チャンスを潰してしまったエンゼルス。試合は3回にホワイトソックスのホセ・アブレイユ内野手の31号ソロ本塁打で、エンゼルスが1点を追いかける展開となる。早めに追いついておきたいところで5回、大谷に第3打席が回る。
 
 この回先頭の大谷はホワイトソックス2番手のジョシュ・オーシック投手と対戦。3球目までボール先行のカウントとなるものの、最後は90.3マイル(約144キロ)のカットボールを見逃し三振。チャンスメイクをすることはできなかった。
 
 1-5と大きくリードされたエンゼルスは8回、大谷に第4打席が回るものの、ホワイトソックス3番手のアーロン・バマー投手に苦戦。高速シンカーを武器とするバマーに3球で追い込まれると、最後は内角に沈む95.4マイル(約152キロ)のシンカーを捉えられず空振り。この日3個目の三振を喫した。
 
 その後もエンゼルスは追加点を奪うことができず、最後はホワイトソックスクローザーのアレックス・コロメ投手に三者凡退に抑えられて試合終了。1-5でエンゼルスは敗れ、連勝は「2」でストップした。
 
 大谷はこの日、4打数1安打、3三振、1打点。打率は.292となった。三振は多かったものの、3試合連続安打、昨季に並ぶ自己最多の61打点をマークしている。
 
 エンゼルスは明日から本拠地に戻ってクリーブランド・インディアンスと3連戦。大谷はインディアンス戦での本塁打の印象も強いだけに、今季18号目にも期待できそうだ。