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ドジャース・前田健太、5回2安打2失点好投も9勝目ならず 打撃では逆転打放つ活躍見せる

2019/08/29

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 ロサンゼルス・ドジャースの前田健太投手が28日(日本時間29日)、敵地でのサンディエゴ・パドレス戦に先発登板し、5回2失点の成績だった。チームは6-4で勝利している。
 
 9勝目をかけてマウンドに上がった前田は初回、先頭のグレッグ・ガルシア内野手にいきなり四球を与えると、その後も安定せず1死一塁、三塁で4番のエリック・ホズマー内野手と対戦。内角の直球を捉えられて先制打を浴びると、続くハンター・レンフロー外野手に犠飛で1点を追加され、2点を失う。
 
 しかし直後の2回にドジャースが1点を返すと、1死満塁のチャンスで前田に打席が回る。パドレス2番手のルイス・ペルドモ投手の3球目に投じられたツーシームを振り抜くと、打球はライト前へ逆転タイムリー。3-2となり、自らのバットで援護した。
 
 3回には二塁打こそ浴びるものの、強打者のマニー・マチャド内野手を外角低め一杯のスライダーで空振り三振。初回に適時打を浴びたホズマーも83.2マイル(約133キロ)のスライダーで遊飛に打ち取ってリベンジを果たす。
 
 続く4回は、犠飛を浴びたレンフローを渾身の94.4マイル(約151キロ)の直球で空振り三振。マニュエル・マーゴット外野手も直球で連続三振に仕留めると、最後はルイス・ウリアス内野手をツーシームで二ゴロに打ち取った。
 
 5回は先頭のオースティン・ヘッジス捕手に四球を与えたものの、後続の打者を直球とチェンジアップを決め球にして3者連続でアウト。この回で前田は勝利投手の権利をもって降板となり、6回からはジョー・ケリー投手が後を継いだ。
 
 試合は4-3と1点リードの9回、守護神ジャンセンがワイルドピッチで同点に追いつかれ、前田の勝ち星は消滅。同点のまま延長戦に突入した。ドジャースは、10回にA.J.ポロック外野手の適時打などで2点を挙げ勝ち越しに成功。最後は7番手ケイシー・サドラー投手が試合を締めくくり、6-4で勝ちを拾った。
 
 この日前田は、5回79球(ストライク47球)を投げて被安打2、与四球3、奪三振3、失点2。勝敗はつかず、防御率は4.11となっている。打撃では3打数1安打2打点の成績で、打率.261とした。また、シーズン12安打は日本人投手として、野茂英雄氏に並ぶ最多タイの記録となった。