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ドーテル氏ら元MLB選手2人が逮捕 薬物密輸の関与発覚、中南米で大規模犯行か

2019/08/22

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6月にはオルティス氏が銃撃される事件も

 かつてメジャーリーグで活躍したオクタビオ・ドーテル氏、ルイス・カスティーヨ氏が薬物密輸などに関与していたとして逮捕された。米メディア『Usa Today』が20日(日本時間21日)、伝えている。
 
 衝撃のニュースが全米を駆け巡った。同メディアによると、ともにドミニカ共和国出身である元メジャーリーガーのドーテル氏とカスティーヨ氏が薬物密輸と資金洗浄を行う犯行グループに関わっていたことが判明、両氏とも逮捕される事態となった。
 
 逮捕に至った事件には18人が関与していたとされ、内2人がドーテル氏とカスティーヨ氏だった。2人には薬物の運搬容疑がかかっている。また、今回の事件は南アメリカから中南米に位置するプエルトリコまで薬物を密輸していたとされ、事件の規模は大きいとも伝えてられている。
 
 ドーテル氏は1999年にニューヨーク・メッツで投手としてメジャーデビューすると、2013年に引退するまで計13球団でプレー。エドウィン・ジャクソン投手(デトロイト・タイガース)に次ぐ歴代2位の球団所属経験を誇る“ジャニーマン”だった。
 
 カスティーヨ氏は瞬足巧打のスイッチヒッターとしてフロリダ・マーリンズ(現マイアミ・マーリンズ)などで活躍。2000年に62盗塁、2002年に48盗塁でナショナル・リーグ盗塁王に輝いている。
 
 守備でもデビューの1996年から引退の2010年まで二塁手1本で活躍し、ゴールドグラブ賞3度に輝くなど高い評価を受けていた。また、マーリンズ2度の世界一(1997年、2003年)を経験しているメンバーの1人でもある。
 
 両氏ともにメジャーでは15シーズンをプレー。記録にも記憶にも残る大選手だったが、引退後のニュースは残念なものとなってしまった。なお、シンシナティ・レッズ所属のルイス・カスティーヨ投手とカスティーヨ氏は同姓同名(ミドルネームは異なる)だが、カスティーヨ投手は今回の事件と関係していない。
 
 中南米では6月にデビッド・オルティス氏(ボストン・レッドソックスなど)がドミニカ共和国で何者かに銃撃されるなど痛ましい事件もあった。多くのメジャーリーガーを輩出する地域なだけに、治安改善が必要となりそうだ。