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時速45キロでダイヤモンドを駆け抜けたのは…リス! スタットキャストが小動物の速度測定に成功

2019/08/21

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Getty Images

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 ミネソタ・ツインズとシカゴ・ホワイトソックスの一戦を突如中断させたのは、小さな生き物だった。20日(日本時間21日)の試合中、リスが球場に乱入した。その模様をデータ測定システム『スタットキャスト』が捉えていた。米メディア『カット・フォー』が同日、伝えた。
 
 ミネソタ州に所在するツインズの本拠地ターゲット・フィールドで行われた試合は3‐3の同点で5回裏2死一、三塁と緊迫した場面。ツインズ勝ち越しのチャンスで、打席にはホルヘ・ポランコ内野手が入っていた。ホワイトソックスの先発右腕レイナルド・ロペス投手が4球目をリリースした瞬間、球審が突如タイムをかけた。
 
 その原因となったのは、一塁後方から一目散に駆けてきたリスだった。一塁走者のマックス・ケプラー外野手の両足の間を走り抜け、マウンドとホームベースの間を通って三塁側のベンチに飛び込んだ。さらに、ベンチを出たリスはスタンドの壁に沿って左翼方向に疾走。最後はフェンスと地面の隙間から姿を消して試合が再開された。
 
 『カット・フォー』によれば、このリスのスピードを『スタットキャスト』が計測。最速時には28マイル(約45キロ)に達したとのことで、思いがけない“俊足選手”の登場に球場は大いに盛り上がった。
 
 同球場では、前日の試合でもリスが乱入したばかり。自然あふれる周囲の環境を象徴する、緊迫した試合展開が束の間ゆるむ場面となった。試合はその後、強力ツインズ打線が爆発して14点を奪い快勝。小さな“勝利の使者“のおかげかもしれない。

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