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エンゼルス・大谷翔平、チームトップの10盗塁目 二塁打&三塁打で2打点の活躍もチームは敗れる

2019/08/14

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 ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手が13日(日本時間14日)、本拠地でのピッツバーグ・パイレーツ戦に「3番・指名打者(DH)」で先発出場。2本の長打を放つなどマルチ安打の活躍をみせた。チームは7-10で敗れている。
 
 エンゼルスは序盤、大谷の2打席連続タイムリーなどで3回まで5-3とリードする。しかし5回、4回まで3失点と粘投したキャニングに代わってコールがマウンドに上がると、本塁打を含む5安打を浴びて7-5と逆転を許す。さらに6回にも、3番手ガルシアがオズーナに犠飛を許して3点ビハインドとなった。
 
 6回裏、2死からフレッチャーがこの日4出塁目となる安打で出塁すると、トラウトが四球で一、二塁のチャンスとなる。
 
 一発が出れば同点の場面で、きょう2安打2打点の大谷が第4打席を迎える。パイレーツの2番手フェリースに対し、ファウルで粘りフルカウントに持ち込んだが、最後は94.1マイル(約151キロ)の速球にバットが空を切り、三振に倒れた。
 
 5-10とさらにリードを広げられて迎えた最終回は、先頭のフレッチャーが内野安打を放ち、この日4安打5出塁。前の打席同様トラウトが四球で続き、無死一、二塁となる。大谷は、この打席で、初球から積極的に狙いにいったが、二ゴロに倒れた。
 
 二塁フォースアウトで一塁に走者として残った大谷は、アップトンの打席ですかさず盗塁を決め、チームトップの10盗塁目。二、三塁のチャンスを演出すると、アップトンの中前打で一気にホームを陥れた。
 
 しかし、後続のカルフーンが併殺に倒れてエンゼルスの反撃もここまで。エンゼルスはパイレーツ相手に連敗を喫している。
 
 この日の大谷は、5打数2安打、2打点、1盗塁の内容で、打率.291、OPS.862となっている。