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好調メッツに衝撃… カノーがハムストリング断裂でIL入り、今季絶望の可能性も浮上

2019/08/06

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チームは直近10戦9勝、勝率も5割復帰

 ニューヨーク・メッツのロビンソン・カノー内野手が5日(日本時間6日)、負傷者リスト(IL)入り。現在は復帰までの目処が立っておらず、今季絶望の可能性も浮上している。地元メディア『NEW YORK POST』が同日、伝えている。
 
 マーカス・ストローマン投手獲得で、今季も勝負する意思を示したメッツ。しかし4日(同5日)のピッツバーグ・パイレーツ戦で、ベテラン二塁手のカノーが走塁時にハムストリングを痛めて負傷した。
 
 MRI検査の結果、左ハムストリング断裂(肉離れ)と判明し、IL入りが発表された。手術を受ける必要はないが復帰時期は未定と伝えられており、同サイトによると、カノーはこのまま今季を終える可能性もあるという。
 
 カノーの代わりには3Aシラキュース・メッツからルイス・ギローム内野手が昇格。5日(同6日)のマイアミ・マーリンズとダブルヘッダーでは1試合目はジェフ・マクニール外野手、2試合目はギロームが空いた二塁をカバーしている。
 
 カノーは今季、オフにシアトル・マリナーズからメッツに移籍。久々にニューヨークのチームへ戻ってきたカノーだが、開幕から不調が続いていた。かつてのヤンキース時代のような活躍はできず、36歳という年齢もあってか守備、走塁のみならず自慢の打撃にも衰えが指摘されていた。
 
 しかし直近4試合では15打数9安打と安打を量産。また、23日(同24日)には1試合3本塁打を達成するなど不振を脱却しつつあった。ここまでの成績は86試合で打率.252、10本塁打、32打点、OPS(出塁率+長打率).710の成績だった。
 
 カノーは昨季、禁止薬物使用が発覚して80試合の出場停止処分を受け、有力視されていた米国野球殿堂入りの可能性も大幅に下げてしまった。それだけに今季は名誉挽回のシーズンとしたかったが、それは来季以降に持ち越しとなるかもしれない。
 
 また、メッツはトレードで売り手に回らず、ポストシーズンへ向けて士気も急上昇。同じくニューヨークに本拠地を置くヤンキースは主力離脱の危機を控え選手が救っているが、メッツにも同じことができるだろうか。カノー離脱の穴をカバーする選手にも期待がかかる。