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MLBトレード覇者はアストロズ。グレインキーを中心に大きく市場変動、ポストシーズン見据えた補強続々

米大リーグは31日(日本時間8月1日)、トレード期限を迎え、ヒューストン・アストロズを中心に市場が大きく動いた。中でも、アリゾナ・ダイヤモンドバックスのエースであるザック・グレインキー投手を獲得し、先発ローテーションを盤石なものとしている。米公式サイト『MLB.com』が伝えている。

2019/08/01

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アストロズのグレインキー獲得までの過程

 この日のトレードの中心となったのは、まぎれもなくダイヤモンドバックスのザック・グレインキー投手だ。エース格投手が動くことによって、取り巻く状況が大きく変動した。
 
 アストロズは、外野手陣が豊富で、マイケル・ブラントリー、ジョシュ・レディック、ジョージ・スプリンガーに加え、ジェイク・マリズニックがいる。さらに24歳のマイルズ・ストローや22歳の超有望株カイル・タッカーなど、新たな才能も芽吹いている。
 
 そこでトレードの駒として浮上したのが、内外野を守れてパンチ力のある27歳トニー・ケンプと25歳のデレク・フィッシャーだ。
 
 まずシカゴ・カブスとのトレードでケンプに代えて捕手のマーティン・マルドナードを獲得。これにより、2番手捕手のマックス・スタッシをトレード要員とできる。捕手に不安を抱えるロサンゼルス・エンゼルスにスタッシを渡し、引き換えに18歳の外野手2人を獲得した。
 
 続いて、フィッシャーをトロント・ブルージェイズに送り、先発投手のアーロン・サンチェスと救援のジョー・ビアジーニを獲得して投手陣を補強。さらにはマイナーのカル・スティーブンソン外野手も獲得し、放出した外野陣の補充にも成功している。
 
 そして、ダイヤモンドバックスからグレインキーを獲得し、セス・ビアー外野手、J.B.ブカウスロス投手、コービン・マーティン投手、ジョシュ・ロハス内野手を放出。今季世界一を獲りに行く姿勢をはっきりと示した。これで、ジャスティン・バーランダー、ゲリット・コール、ウェイド・マイリー、そしてグレインキーと盤石なローテ陣が仕上がった。

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