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レイズ、ポストシーズンへ暗雲 エース左腕スネルが肘手術へ、1カ月以上の離脱見込み

2019/07/26

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野手陣も主力離脱が目立つように

 タンパベイ・レイズのブレイク・スネル投手が左肘の遊離体除去手術を受けることが決定した。復帰までは約1カ月以上が見込まれている。米公式サイト『MLB.com』が25日(日本時間26日)、伝えている。
 
 今季は序盤から白星を重ね、ワイルドカードでのポストシーズン進出候補となっているレイズ。大胆な投手起用法などで球界のダークホース的存在となっているが、そんなレイズに最大の危機が訪れている。
 
 レイズ左のエース・スネルが、正念場となる8月に突入する前に手術が決定した。同サイトによると、スネルは左肘の遊離体除去手術を29日(同30日)に受ける予定で、復帰時期は9月中と予想されており、約1カ月以上の離脱となる。
 
 スネルは自身のけがについて「3回か4回前の先発時には違和感をおぼえていた」とコメント。さらに2日前にも違和感があったことを述べて「昨日投げて気づいたんだ。“ああ、これは(今までの違和感と)違うぞ”って」とけがの経緯について明かした。
 
 不幸中の幸いか、今季絶望という最悪のケースには至らなかったスネル。しかし、エース復帰までレイズは苦しい戦いを強いられることになりそうだ。
 
 レイズ先発陣はスネルの他にもチャーリー・モートン投手とヤニー・チリーノス投手が活躍しており、その3人を鉄壁リリーフ陣とオープナーやロングリリーフなど先進的な投手起用でカバーしてきた。
 
 しかし、スネルが離脱するとなれば先発三本柱の一角を欠くことになるため、投手の台所事情は一気に厳しくなる。特にエース不在の穴を埋めるため、元々負担の大きかったリリーフ陣の負担がさらに大きくなるかもしれない。
 
 また、スネルだけではなく、最高峰の外野守備を誇るケビン・キアマイアー外野手、オールスター選出のブランドン・ロウ内野手らも負傷者リスト(IL)入りしている。投打ともに要となる選手が離脱する事態なだけに、緊急補強の可能性も大いにあるだろう。
 
 資金力の乏しさをカバーするために様々な戦術を生み出してきたレイズ。最近ではブレンダン・マッケイ投手、ジェイク・クローネンワンス投手ら二刀流選手の育成に積極的になっているが、サイ・ヤング賞左腕の離脱をどうカバーするだろうか。球界の流行をも変えてきたレイズの手腕に注目が集まりそうだ。