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コール、史上2番目の早さで200奪三振到達 アストロズは「11」づくしの日に

2019/07/23

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ランディ・ジョンソンに次ぐスピード

 ヒューストン・アストロズのゲリット・コール投手が22日(日本時間23日)、本拠地でのオークランド・アスレチックス戦に先発登板。4回にメジャー史上2番目の早さでシーズン200奪三振に到達した。
 
 シーズン199奪三振で迎えた4回、1死二塁の場面で、マット・オルソン内野手との対戦。初球、低めいっぱいに決まる83.1マイル(約134キロ)のナックルカーブでストライクを取ると、アウトローへ2球続けてチェンジアップを投じ、追い込む。最後は高めに98マイル(約158キロ)の速球を投げ込み、空振り三振を奪った。
 
 オルソンの打席では球速差約24キロの緩急で的を絞らせなかったコール。133.1イニングでの達成は、2001年に歴代最強左腕ランディ・ジョンソンが記録した130.2イニングに次ぐ歴代2位のスピードとなった。この年のジョンソンは、35試合に登板し、249回1/3で372奪三振を記録。2000年以降シーズン最高の数字となっている。
 
 また、アストロズはこの日、「11」づくしの日となった。『MLB Stats』公式ツイッターによると、この日のコールは、11奪三振で11勝目。チームは11-1で勝利し、3回の11人目の打者が、この日11安打目を放ち、11得点目を挙げた。

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