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MLBで実績ある2選手が“戦力外”に 通算78勝左腕、通算298発の大砲…再起の道はあるか

2019/07/22

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2001年に16勝挙げたホランド&12年連続2桁本塁打のレイノルズ

 サンフランシスコ・ジャイアンツの左腕デレク・ホランド投手と、コロラド・ロッキーズのマーク・レイノルズ内野手が21日(日本時間22日)、ともにロースター40人枠から外されるDFA、事実上の戦力外通告を受けた。米公式サイト『MLB.com』が同日に報じている。
 
 メジャーリーグでかつて実績を残した選手2人に、厳しい現実が待っていた。
 
 ホランドは今季メジャー11年目の32歳。テキサス・レンジャーズに所属していた2011年には自己最多となる16勝(うち4勝は完封)をマークし、そこから2012年、2013年と3年連続で2桁勝利するなどメジャー通算78勝を挙げている。
 
 シカゴ・ホワイトソックス(2017年)を経て、2018年からジャイアンツに移籍。昨季は先発とリリーフの両方をこなしながら36試合に登板し、7勝9敗、防御率3.57とまずまずの成績を収めた。しかし今季は31試合に登板し(7先発)2勝4敗、防御率5.90に留まっていた。
 
 それでも、過去にはポストシーズンでも活躍した実績がある。レンジャーズ時代の2010年から2015年にかけて通算14試合に登板し3勝1敗、防御率5.02。特に2011年は2勝0敗、防御率3.38の成績でワールドシリーズ進出に貢献しており、32歳ながら経験値は高い。
 
 一方、レイノルズは今季がメジャー13年目の35歳。2007年にアリゾナ・ダイヤモンドバックスでデビューし、いきなり17本塁打をマークすると、翌2008年には28本塁打、さらに2009年にはリーグ4位となる44本塁打と長打力を武器に活躍した。
 
 その後もボルティモア・オリオールズ、クリーブランド・インディアンス、ニューヨーク・ヤンキース、コロラド・ロッキーズ、ワシントン・ナショナルズを経て、今季から再びロッキーズと契約。しかし、ここまで78試合に出場し打率.170、4本塁打、20打点と不振に陥り、21日に無念の“戦力外”となった。
 
 通算1927三振という不名誉な数字もある一方で、30本塁打以上を4度(2009年~2011年、2017年)、2桁本塁打でいえば2007年から昨季まで12年連続でマークしており、通算298本塁打にも上る長打力は魅力的だ。
 
 ホランドとレイノルズにはベテラン故の経験がある。トレード期限まであと10日となっているが、他球団から“戦力外”とみなされた選手をリーズナブルに獲得し、一発勝負の戦いへ向けたピースとして加える上位球団もあるかもしれない。