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大谷翔平はスプリントスピードもトップクラス。長打なくとも盗塁で得点圏へ「行ける時はいきたい」

ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手は、15日(日本時間16日)から21日(同22日)の一週間、安定した数字を残した。17日(同18日)には、メジャー自己記録となる13試合連続出塁を記録。その数字からは、長打力とは別に、もう一つの突出した能力が見えてくる。

2019/07/23

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出塁率も優秀な数字

 前述のアストロズ戦では、二塁ランナーとして、牽制球に対しヘッドスライディングで帰塁する場面も見られた。手術後の右ヒジ保護のため、手からの帰塁はタブーであるが「突発的なプレー。アウトになってはいけないので(手からの帰塁は)やりますね。牽制時は足から戻る感覚で行かないといけないが、行ける時はいきたいです」とランナーとしての意識の高さをのぞかせるコメントを残している。
 
 現地18日(同19日)のアストロズ戦でメジャー自己記録となっていた連続試合出塁が13で途切れた。ただ、この日は代打による一打席しかチャンスがなかったことを考えると困難な条件であったことは否めない。この13試合のうちノーヒットの試合が2試合含まれていたが、そうした試合でも四球で出塁し、盗塁を決めるという仕事を果たしている。出塁率.353もまた、チーム内(200打席以上出場)でトラウトに次ぐ2位タイという高い成績である。
 
 豪快な一発は大谷の魅力である。だが、大谷は時に泥臭く出塁し、進塁する。様々な形でチームに貢献できるのもまた魅力のひとつなのであろう。本来ならばこれに加えて160キロの剛速球を投げる投手でもあるのだから、何とも並外れたアスリートである。
 
 
高橋康光

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