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好調の牧田和久、不振の加藤豪将、北方悠誠は4登板…日本人マイナー選手のここまでは?

2019/07/22

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牧田和久投手(パドレス傘下3Aエルパソ・チワワズ)

 今季はサンディエゴ・パドレス傘下2Aアマリロ・ソッドプードルズからスタートした牧田。6月17日(日本時間18日)にメジャー昇格を果たすも、登板機会なく翌18日(同19日)に事実上の戦力外となった。牧田は、ウエーバーを経て、再び2Aアマリロに所属することになった。
 
 しかし、今季2Aで26試合(40回2/3)を投げ、3勝2敗、防御率3.54と結果を残し、7月2日(同3日)に3Aエルパソ・チワワズへ昇格。ロングリリーフとして、5試合(13回1/3)を投げて3勝0敗、17奪三振、防御率1.35と実力をいかんなく発揮している。また、昇格後は被打率.184、WHIP0.83と相手を寄せ付けない投球で、メジャー再昇格を目指して奮闘中だ。

加藤豪将(ヤンキース傘下2Aトレントン・サンダー)

 開幕を3Aスクラントン・ウィルクスバレ・レイルライダースで迎えた加藤は、5月3日(同4日)時点で、打率.367、7本塁打と打ちまくった。だが、以降は下降線をたどり、2Aトレントン・サンダーと行き来するようになる。2Aでは25試合の出場で、打率.182、0本塁打、OPS.480と不振に陥っている。
 
 加藤は、内野全てのポジションに加え、左翼の守備に就くこともあるユーティリティであるため、シーズン序盤の調子を続けられれば、層の厚いヤンキースでも、今後昇格のチャンスはあるはずだ。

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