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エンゼルス「二刀流」ウォルシュが再昇格! マイナーでは既に20本塁打、打撃開眼でメジャー定着へ

2019/07/20

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OPSは脅威の1.047、投手としても安定

 ロサンゼルス・エンゼルスはマット・ハービー投手を40人枠から外す措置(DFA)をとり、チームを編成。空いた枠を埋めるためジャレッド・ウォルシュ内野手をマイナーから昇格させた。米公式サイト『MLB.com』が19日(日本時間20日)、伝えている。
 
 19日(同20日)に先発投手のハービーを事実上の戦力外としたエンゼルス。それに伴って数選手がメジャーとマイナーを異動することになったが、今回は素晴らしい逸材がメジャーに昇格した。
 
 同サイトによるとエンゼルスはハービーDFAに伴い、リリーフ右腕のジェイク・ジュエル投手を3Aソルトレイクへ降格。空いた2枠をハイメ・バリア投手、そしてウォルシュが3Aからメジャーへ合流する。
 
 チーム編成によってメジャー再昇格となったバリアとウォルシュ。それぞれ23歳、25歳と若く、これからの活躍が期待されている選手だ。その中でも特にウォルシュは二刀流プレーヤーとして注目を浴びている。
 
 2015年にドラフト39巡目でエンゼルスに指名され、プロ入りしたウォルシュは一塁手とリリーフを兼任する二刀流選手としてプレー。マイナーで成長を続け、今季は念願のメジャーデビューを飾っていた。
 
 昇格後は5月25日(同26日)のテキサス・レンジャーズ戦で初のサヨナラ打を放つ活躍。打者として14試合で打率.250、2打点の成績を残していたが、6月6日(同7日)を最後にメジャーでは打席に立っていなかった。
 
 メジャーではまだ安定した成績を残せていないウォルシュ。しかし、マイナーでは猛打が止まらない。今季は3Aで70試合に出場し打率.311、20本塁打、54打点と打撃開眼。OPS(出塁率+長打率)は1.047をマークするなど、手のつけられない打者として昇格を待っていた。
 
 投手としても今季は3Aで8試合に登板して防御率3.38と安定した成績。直球は平均約90マイル(約144キロ)とメジャーでは決して速くないものの、カーブとチェンジアップを織り交ぜる投球の組み立てが光っている。
 
 野手としての出場が多く、どちらかと言われれば「打撃型」の二刀流ともいえるウォルシュ。チームにはメジャー2年目で主軸打者に成長した大谷翔平投手がいるが、偉大な二刀流の先駆者に続くことができるだろうか。大谷が投手復帰予定の来季には、二刀流コンビ誕生の可能性もありそうだ。