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大谷翔平、第2打席に打球初速183キロ“弾丸”中前打 今季20度目マルチ&6個目の盗塁

2019/07/17

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次打者の遊ゴロで飛び出し痛恨タッチアウト

 ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手が16日(日本時間17日)、本拠地エンゼル・スタジアムでのヒューストン・アストロズ戦に「3番・指名打者(DH)」で先発出場し、第2打席に中前安打を放ち2打席連続安打とした。
 
 マイク・トラウト外野手を負傷で欠くエンゼルスは初回、大谷の先制適時内野安打から一挙6得点。アストロズの先発ヘクター・ロンドン投手をいきなりノックアウトした。
 
 エンゼルス先発のアンドリュー・ヒーニー投手は、初回を無失点に抑えたものの28球を要す内容。2回も先頭打者に中前安打を許すなど2安打を浴びたが、後続の打者を打ち取って無失点とし、得点直後のイニングをきっちり締めた。
 
 その裏の攻撃では、早くも大谷が第2打席を迎えた。1死走者なしの場面でアストロズ2番手のクリス・デベンスキー投手と対戦し、初球の真ん中に入った95.1マイル(約153キロ)のフォーシームを捉えると、打球は綺麗に中前へ。米解析サイト『Statcast』によれば打球初速114マイル(約183キロ)だった“弾丸ライナー”で2打席連続安打、そして今季20度目の1試合複数安打とすると、次打者の2球目ですかさず二塁へ今季6個目の盗塁を決めた。
 
 しかし、4番ジャスティン・アプトン外野手の打った遊ゴロで三塁へ向けて飛び出し、三塁ベース前でタッチアウトとなってしまった。エンゼルスはこの後2死一、二塁とチャンスを広げるも無得点。さらなる追加点とはならなかった。