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ヤンキース・田中将大、MLB球宴初登板は1回無失点! べリンジャーから初奪三振、チャレンジで初被安打も

2019/07/10

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好打者べリンジャー、アレナドらと勝負

 MLBオールスターゲームが9日(日本時間10日)、クリーブランド・インディアンスの本拠地プログレッシブ・フィールドで行われ、ニューヨーク・ヤンキースの田中将大投手がアメリカン・リーグの2番手として球宴初登板を果たした。
 
 2014年以来5年ぶりの選出となった田中は、2014年は右肘故障のため前回は欠場していただけに初登板の期待がかかっていた。そしてこの日、ア・リーグの先発ジャスティン・バーランダー投手を後を受けて2回に2番手として登板を果たした。
 
 田中は、チームメイトのゲイリー・サンチェス捕手とバッテリーを組み、まず今季すでに30本塁打を放っている4番コディ・べリンジャー外野手(ロサンゼルス・ドジャース)に対してカウント2-2と追い込むと、最後は86.8マイル(約140キロ)のチェンジアップで空振り三振に仕留めた。
 
 続く通算206本塁打の5番ノーラン・アレナド内野手(コロラド・ロッキーズ)に対しては、カウント2-2から92.2マイル(約148キロ)の速球で中飛。順調な投球で2アウトとする。
 
 しかし6番の指名打者ジョシュ・ベル内野手(ピッツバーグ・パイレーツ)に対してもカウント2-2からボテボテの二ゴロに打ち取るも、これがチャレンジによって判定が覆りセーフに。記録は内野安打となり、初三振に続いてオールスターで初の被安打を喫した。
 
 それでも、最後はウィルソン・コントレラス捕手に対してカウント0-1から81.2マイル(約131キロ)のスライダーで投ゴロ、田中らしい軽快なフィールディングを見せて3アウトとした。
 
 田中は3回のマウンドには登らず交代。自身初のオールスター登板は1回17球(ストライク12球)を投げて被安打1、無四球、奪三振1、無失点の好成績だった。