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二刀流始動。打者マッケイが「8番・DH」でメジャーデビュー、現地29日には投手として白星

2019/07/02

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Getty Images



 タンパベイ・レイズのブレンダン・マッケイ投手が1日(日本時間2日)、本拠地でのボルティモア・オリオールズ戦に「8番・指名打者(DH)」で先発出場し、打者としてメジャーデビューを果たした。
 
 マッケイは6月29日(同30日)のテキサス・レンジャーズ戦で、投手としてメジャーデビューを果たし、6回1安打無失点の好投。白星を掴んで、投手としてこれ以上ないスタートを切ったマッケイだが、この日は、打者としてスタメンに抜擢された。
 
 二刀流の先輩・大谷翔平選手のデビュー戦(昨年3月29日)と同じ「8番・DH」で出場したマッケイは、初回2死満塁の場面でメジャー初打席を迎える。
 
 初球、外のチェンジアップを見送り1ボールとするも、2球目チェンジアップ、3球目カーブで追い込まれる。最後は外のカーブをひっかけて一ゴロに倒れ、メジャー初打席は、相手バッテリーに翻弄される結果となった。
 
 4回の第2打席は、初球カーブを見逃すと、2球目、この日初めての速球を弾き返したが、シフトに阻まれて二ゴロ。第3打席は5-3と逆転に成功した直後、無死一塁の場面で、チェンジアップを捉えた当たりは、一、二塁間を抜けそうな打球となったが、二塁手アルベルトの好捕に阻まれ、二塁フォースアウト。8回の第4打席も二ゴロに倒れ、メジャー初安打はお預けとなった。
 
 試合は、6-3でレイズが勝利し、連勝を「3」に伸ばした。この日は無安打に終わったマッケイだが、投打ともに実力は折り紙つき。アメリカン・リーグ東地区2位を走るレイズのキーマンとなれるか、注目が集まる。