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エンゼルス・大谷翔平「3番・DH」で第1打席は左直 初速159キロの鋭い打球も美技に阻まれる

2019/06/29

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 ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手が28日(日本時間29日)、本拠地エンゼル・スタジアムでのオークランド・アスレチックス戦に「3番・指名打者(DH)」で先発出場し、第1打席は鋭い打球を放つも左直に倒れた。
 
 前日に9試合ぶりとなる10号2ラン本塁打を放った大谷。10日(同11日)には.248だった打率も現在では.290と上昇しており、調子の良さがうかがえる。この日は過去に2度ノーヒット・ノーランを達成している右腕マイク・ファイアーズ投手との対戦となった。
 
 エンゼルスは初回、「オープナー」として先発登板した本来リリーフのノエ・ラミレス投手が先制2ランを浴び出鼻をくじかれる。そして直後の攻撃で、1死一塁の場面で大谷が第1打席を迎えた。
 
 過去の対戦成績で5打数3安打としているファイアーズに対して、大谷は速球、チェンジアップ、カーブを駆使され3球でカウント1-2と追い込まれる。そして4球目、91.4マイル(約147キロ)の速球を弾き返し、左方向へ打球初速99マイル(約159キロ)の鋭い打球を放ったが、低い弾道に向かって左翼のロビー・グロスマン外野手がダイビングして好捕。左直に倒れてチャンスを広げることはできなかった。