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パドレス・マチャド、オリオールズ戦で凱旋試合へ 久々の帰還に「地元ファンに会えるのを楽しみに」

2019/06/25

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オリオールズでは約8年プレー

 サンディエゴ・パドレスのマニー・マチャド内野手が、古巣ボルティモア・オリオールズとの一戦を心待ちにしているようだ。米公式サイト『MLB.com』が24日(日本時間25日)、伝えている。
 
 先日はロサンゼルス・エンゼルスのアルバート・プホルス内野手が古巣セントルイス・カージナルスとの連戦でブッシュ・スタジアムに帰還。地元ファンからの大歓声の中、本塁打を放つなどして凱旋試合を飾った。
 
 そしてもうひとつ注目の凱旋試合がマチャドのものだ。マチャドが所属するパドレスは25日(同26日)から敵地カムデン・ヤーズでオリオールズと2連戦。2012年のメジャーデビューから2018年途中まで約8年を過ごした本拠地に凱旋する。
 
 同サイトによると、マチャド自身は凱旋試合について「(ボルティモアに)戻れること、馴染みの顔を見られることにとても興奮している」とコメントしており、かつての本拠地やチームメイトに会えることを心待ちにしているようだ。
 
 また、「僕を8年ものあいだ支えてくれた地元ファンに会えるのを楽しみにしている。彼らの前でプレーするのはとても楽しいだろうね」と述べており、ボルティモアでのプレーに向けて意気込んでいる。
 
 ファンにとっては強肩を活かした守備と豪快な本塁打がもう一度見たいところ。マチャドは、今季76試合の出場で打率.278、16本塁打、47打点の成績。今季は10年契約の1年目だが、大型契約の重圧も感じさせず、スラッガーとして打線の中心を担っている。
 
 また、守備では今季から再び三塁手としてのプレーが中心に。三塁手としてのDRS(守備防御点=平均的な野手が守った場合に比べ何失点減らしたか)はプラス4点をマークしており、今季も目が覚めるような美技を何度も披露している。
 
 マチャドが、ここ数年間で成長した姿をボルティモアのファンに見せるときが遂にやって来る。プホルスが凱旋試合で本塁打を放ったように、マチャドもスーパープレーを魅せることができるだろうか。