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不屈の10年。3654日振りにメジャーに復帰した35歳捕手「精一杯の努力を続けてきました」

2019/06/25

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3カ国6リーグ14チームに在籍

 マイアミ・マーリンズのウィルキン・カスティーヨ捕手(35歳)が22日(日本時間23日)、フィラデルフィアで行われたマーリンズ対フィリーズ戦で、2009年6月20日以来、10年振りとなるメジャー復帰を果たした。
 
 この日カスティーヨは、マーリンズの「8番・キャッチャー」として先発出場。7回表2死一、二塁、マーリンズが1点差リードされた状況で打席に立ち、ライト線を破る逆転タイムリー・ツーベースを放った。10年振りの打点を挙げたカスティーヨは二塁ベース上でこぶしを振り上げ、喜びを爆発させた。試合はこの2点が勝利打点となり、マーリンズが5-3で勝利している。
 
 カスティーヨが最後にメジャーの試合に出場したのは今から約10年前、2009年6月20日のグレートアメリカン・ボールパーク(オハイオ州シンシナティ)のことだ。当時シンシナティ・レッズに所属していたカスティーヨはシカゴ・ホワイトソックス戦に代打で出場し、センター越えのタイムリー打を放つも、二塁ベースに滑り込んだ際に右肩を負傷し、その日を最後にメジャーから姿を消した。
 
 それ以降、カスティーヨは米国内のマイナーリーグだけではなく、母国ドミニカのウィンターリーグ、メキシカン・リーグ、さらには独立リーグを転々とした。その間、所属先はアトランタ・ブレーブス、コロラド・ロッキーズ、ピッツバーグ・パイレーツ、トロント・ブルージェイズ、ニューヨーク・ヤンキーズと目まぐるしく移籍したが、いずれも3Aあるいは2Aレベルの出場にとどまり、メジャーに昇格することは1度もなかった。在籍したリーグは合計で3カ国6リーグに及び、10年間で14チームを渡り歩いた。
 
 2019年シーズンはマーリンズ傘下3Aニューオリンズ・ベイビーケイクスで開幕を迎え、6月21日に待望のメジャー昇格を果たしていた。

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