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アスレチックスに緊急事態 エース右腕が禁止薬物使用、80試合の出場停止へ

2019/06/22

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打撃力でエース不在をカバーできるか

 オークランド・アスレチックスのフランキー・モンタス投手の禁止薬物使用が発覚し、80試合の出場停止処分を受けることになった。米公式サイト『MLB.com』が21日(日本時間22日)、伝えている。
 
 テキサス・レンジャーズ、ロサンゼルス・エンゼルスらとアメリカン・リーグ西地区2位の座を巡ってしのぎを削っているアスレチックス。首位のヒューストン・アストロズとは大きなゲーム差があるが、ワイルドカードでのポストシーズン進出を狙える位置にはいる。しかし、ここでエースの離脱が決まってしまった。
 
 今季はエースとしてチームトップの9勝を挙げるなど活躍していたモンタスだが、同サイトによると、薬物検査で禁止薬物に指定されている「オスタリン」に陽性反応を示したとのこと。80試合の出場停止処分となり、残りシーズンの大半をプレーすることができなくなってしまった。
 
 このことついてモンタスは「オスタリンを禁止薬物とは知らず、アメリカで購入したサプリメントの一種として摂取した」と声明を出している。また、MLBの規定を尊重し処分を受け入れることも明かしている。
 
 2009年にボストン・レッドソックスと契約してプロ入りし、2015年にはシカゴ・ホワイトソックスでメジャーデビューを果たしたモンタス。昨季はアスレチックスでキャリアハイの5勝を挙げていた。
 
 そして26歳のシーズンを迎えた今季は才能が開花。ここまで15先発で9勝2敗、防御率2.70の成績。勝利数はチーム内トップで、ア・リーグ3位タイ、防御率は5位の大活躍を見せ、ブレイクイヤーとなっていた。
 
 アスレチックスにはマイク・ファイヤーズ投手とブレット・アンダーソン投手がともに7勝を挙げており、モンタスに次ぐ活躍を見せている。しかしモンタス離脱が先発陣を一気に弱体化させることになるだろう。
 
 だが幸いにも、アスレチックス持ち味の強力打線は健在。今季は2桁本塁打を記録している打者が7人もおり、得点力不足には陥らないだろう。また、内野の守備陣も優れている。これからのシーズンで勝ち残るには、攻守にチームの特性を最大限に活かすことが必須になる。




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