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田中将大、圧巻の完封劇も調子は「そこまでいいものじゃなかった」 ヤンキース指揮官も信頼

2019/06/18

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 ニューヨーク・ヤンキースの田中将大投手が17日(日本時間18日)、本拠地ヤンキー・スタジアムでのタンパベイ・レイズ戦に先発し、9回無失点の快投。今季初の完封を記録した。
 
 この日、田中は5勝目をかけて先発のマウンドに。対するレイズはヤンキースと首位争い中のチームだったが、見事9回を無失点、2安打10奪三振で抑え込んで5勝目をマーク。レイズ打線を相手に二塁を踏ませない怪投を披露した。
 
 試合後、地元テレビ局『YES』のインタビューで田中は「(今日の出来は)正直そこまでいいものじゃなかったので、まさかのいい方に結果が出てくれましたね」と述べて、自身の中では決して好調ではなかったことを明かした。
 
 また、9回のマウンドに上がる前、アーロン・ブーン監督と話し合いはあったかという質問に対しては「(9回は)どうだって聞かれただけだったので、投げていいんだって思いました」とコメント。ブーン監督とは議論していなかった模様で、監督の信頼感を勝ち取っているようだ。
 
 また、27個目のアウトは三塁へのゴロ。勢いが死んでいたこともあって難しい打球となったが、D.J.ラメイヒュー内野手が見事に捌いてアウトにした。このプレーについて田中は「ちょっといやらしい打球だったので、頼むアウトにしてくれって祈ってましたけれども、素晴らしいプレーで助かりました」と述べ、味方の好プレーを讃えた。
 
 ヤンキースはこれで3連勝。マリナーズからエドウィン・エンカーナシオン内野手が新たに加入し、ジャンカルロ・スタントン外野手の復帰が目前に迫るなど戦力はさらに充実し、ポストシーズンへ向けて順調に勝ち進んでいる。
 
 ルイス・セベリーノ投手、ドミンゴ・ヘルマン投手が負傷者リスト(IL)入りし、先発陣の調子も中々上がらない中、田中の完封劇が投手陣にとってよい刺激になったかもしれない。エース不在の今、ヤンキースで最も頼れる先発投手は田中となっている。




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