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ダルビッシュ有、あす古巣ドジャース戦に登板 17年WS第7戦でKOの悪夢振り払えるか

2019/06/15

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「人生最悪の日」から2年…

 シカゴ・カブスのダルビッシュ有投手が、15日(日本時間16日)に敵地ドジャー・スタジアムで行われるロサンゼルス・ドジャース戦に先発登板する。昨季まで所属していた古巣相手との勝負を前に意気込みを語っている。
 
 ダルビッシュは、2017年途中にトレードでテキサス・レンジャーズからドジャースに移籍。新天地でのシーズン後半は4勝を挙げ、ポストシーズンでも2勝してワールドシリーズ進出に貢献した。しかし、そのワールドシリーズの第7戦の先発を任されたものの、本拠地でヒューストン・アストロズ相手に2回途中5失点で降板。結局試合にも敗れ、世界一を目の前にして悔しい経験を味わった。
 
 そしてそのオフにフリーエージェント(FA)となり、カブスと6年総額1億2600万ドル(約137億円)の大型契約。移籍1年目の昨季は上腕三頭筋の炎症などの故障の影響で1勝(3敗)、右肘手術を経て復活を期す今季も、期待されながらここまで14試合に登板して2勝(3敗)にとどまっている。
 
 それでも、最近5試合中4試合で6イニング以上を投げ、6月10日(同11日)の前回登板ではコロラド・ロッキーズを相手に敵地で6回4失点ながら無四球の投球を見せており、徐々に調子を上げてきている様子はうかがえる。
 
 同サイトによると、ダルビッシュは「ドジャースにはたくさんの友人がいるが、同時に彼らはナショナル・リーグで最高のチームでもある」としながら「彼らを倒さなければいけない」と闘志を燃やしている。
 
 ダルビッシュ自身は「自分が最後にここ(ドジャー・スタジアム)にいた時、それは人生で最悪の日だった」と2017年のワールドシリーズ第7戦を振り返っているが、一方で「今季は体調が良い。(今日の練習での)速球は今年一番のものだった」と翌日の登板を前に万全の状態であることを強調した。
 
 ダルビッシュ自身はあと1勝で日本人メジャーリーガー史上5人目の通算60勝となる。また、カブスとしてもナ・リーグ中地区首位のミルウォーキー・ブリュワーズまで1ゲーム差と競っているだけに、重要な試合として注目される。試合は日本時間で16日、午前11時10分に開始予定だ。