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ダルビッシュ有、好投も勝ち負けつかず 前半の投手戦から一転、カブスが打ち合い制す

2019/06/06

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 シカゴ・カブスのダルビッシュ有投手が5日(日本時間6日)、本拠地でのコロラド・ロッキーズ戦に先発登板。5回まで1安打に抑える好投を見せたが、6回につかまり勝ち負けつかず。カブスは9-8で勝利を収めている。
 
 ダルビッシュは初回、四球で出した走者に盗塁を許し2死二塁のピンチを招いたが、4番アレナドを遊ゴロに打ち取り、無失点で切り抜ける。2回、3回は危なげない投球でアウトを重ね、4回も2死から四球とこの日初めての安打で一、二塁とされたが、6番マクマホンをカッターで空振り三振に仕留め、この回も無失点に抑え、味方の援護を待った。
 
 両チーム無得点で迎えた5回表も三者凡退に抑えると、ダルビッシュの我慢の投球が実を結ぶ。裏の攻撃で、2死から連打で一、二塁とすると、5番ボートが均衡を破る一発を放ち、一挙3得点。カブスがリードし、ダルビッシュはついに勝ち投手の権利を得た。
 
 しかし、この得点を皮切りに、前半の投手戦から一転、試合が大きく動き出す。ダルビッシュは6回1死としたところから、2番ストーリーに四球を与えてリズムを崩すと、3番ドールにはセンターフェンス直撃の二塁打を浴び、1死二、三塁のピンチ。ここで4番アレナドを迎えると、初球のカッターをレフト前に弾き返され、1点を献上した。
 
 なおも1死一、三塁のピンチで、前の打席で安打をゆるしたマーフィーの打席となると、球数が95球となっていたこともあり、ここで降板。2番手ライアンにマウンドを託した。
 
 だが、ライアンはマーフィーを打ち取った当たりとするも、一塁手リゾ―が二塁フォースアウトを狙って悪送球。続くマクマホンにも適時打を許して3-3となり、ダルビッシュの勝ち星は消えた。
 
 カブスは裏の攻撃でボートの走者一掃適時二塁打などで5点を挙げると、8-3と大きくリードする。しかし、直後の7回、4番手ブラックが3連打を浴びるなど4点を失い、一気に援護を吐き出した。
 
 その後も点を取り合い両チーム2桁安打となったが、最後はロッキーズの猛反撃を振り切ったカブスが9-8で勝利している。
 
 この日のダルビッシュは、5回1/3(95球)を投げて、被安打3、奪三振5、与四球3、失点3(自責点2)の成績で、防御率4.88となっている。
 
 救援陣に不安を抱える結果となったカブスだが、同日FA市場に留まっていたクレイグ・キンブレル投手と契約合意に至ったと米メディアに報じられた。屈指の先発陣に加え、リリーフに厚みが出れば、背後に迫るミルウォーキー・ブリュワーズを振り切ることができそうだ。