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大谷翔平、今季7度目マルチ&4号2ランの大活躍 エンゼルスはチャンス作るもあと一本が出ず

2019/06/05

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 ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手が4日(日本時間5日)、本拠地でのオークランド・アスレチックス戦に「3番・指名打者(DH)」で2戦ぶりとなる先発出場。今季4号を含む、3打数2安打2打点の活躍をみせた。エンゼルスは2-4で敗れている。
 
 アスレチックスの先発は、今季6勝を挙げている速球派右腕モンタス。大谷は初回、モンタスに対し2球で追い込まれる。不利なカウントとなったが、ボール球を見極め2-2とすると、5球目の97.3マイル(約156.5キロ)のツーシームを捉えてセンター前へ運んだ。
 
 第2打席はモンタスの前に空振り三振に倒れた大谷。続く第3打席は6回、1死から前の打者トラウトが7連続ファウルで粘るなど、13球を投げさせ出塁。1死一塁となってこの日3度目の打席を迎えた大谷は初球、やや甘く入った速球を捉えると、打球はぐんぐん伸びていき、中堅スタンドに飛び込む2ラン本塁打となった。
 
 2点ビハインドで迎えた8回は、先頭のレンヒフォが死球で出塁すると、2死一塁から、大谷も四球で出塁。相手の暴投の間に2死二、三塁とチャンスをひろげたが、ルクロイが右飛に倒れ、得点には至らなかった。
 
 最終回、アスレチックスの攻撃を3人で終わらせたエンゼルスは、いい形で裏の攻撃につなげたが、アスレチックス守護神トライネンの前に打線は沈黙。大谷の2安打を含めて計4安打と打線が精彩を欠き、2-4のまま敗れた。
 
 この日の大谷は、3打数2安打、1本塁打、1四球、2打点の成績で、打率.239としている。