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エンゼルス・大谷翔平、指揮官の期待に応える決勝適時打! 5月14日以来のマルチ安打

2019/05/29

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 ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平投手が28日(日本時間29日)、敵地でのオークランド・アスレチックス戦に「3番・指名打者(DH)」で先発出場。第5打席にライトへの2点適時打を放つなど、5打数2安打2打点の活躍でチームを勝利に導いた。
 
 エンゼルスは1点ビハインドの2回、デビッド・フレッチャー内野手とトミー・ラステラ内野手の適時打で一挙4得点。4-1と試合をリードする展開とした。しかし5回、ラモン・ローレアーノ外野手にソロ本塁打を許し2点差に詰め寄られると、6回には今月復帰したマット・オルソン内野手に同点2ランを浴び同点に追いつかれた。
 
 4-4の同点で迎えた9回、2死からラステラがレフトへの安打、マイク・トラウト外野手は四球でチャンスを作る。2死一、二塁となって迎えた大谷の第5打席、アスレチックスの4番手ホアキム・ソリア投手に対し、3球で追い込まれる。暴投で二、三塁と変わって、カウント2-2からの6球目、94.7マイルの速球を弾き返すと、打球は右翼手の前に落ち、走者2人が還る勝ち越し適時打となった。
 
 チームはそのまま9回を逃げ切り6-4で勝利。アスレチックスの連勝を10で止めた。この日の大谷は、5打数2安打2打点の成績で、打率は.239となっている。