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好調ヤンキースに朗報!右肩故障のアンドゥハーが復帰間近 攻撃力増でさらなる快進撃へ

2019/05/04

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指名打者での出場メインに

 右肩の故障で戦列を離れていたニューヨーク・ヤンキースのミゲル・アンドゥハー内野手が復帰間近であることが分かった。米公式サイト『MLB.com』が3日(日本時間4日)、伝えている。
 
 昨季は27本塁打を放ち、アメリカン・リーグ新人王投票でも大谷翔平投手(ロサンゼルス・エンゼルス)に次いで2位に入ったアンドゥハーだが、今季は右肩を痛めて早々に負傷者リスト(IL)入り。手術で長期離脱の可能性もあったが、リハビリを重ねて復帰を目指す方針をとっていた。
 
 その後もヤンキースには故障者が相次ぎ、主力選手の大半がIL入り。しかし同サイトによるとアンドゥハーはILから外れ、4日(同5日)に本拠地ヤンキー・スタジアムで行われるミネソタ・ツインズ戦からラインナップに名を連ねる予定であることが判明。多数いる離脱者の中からいよいよ主砲が帰って来るようだ。
 
 現況についてアンドゥハーは「毎日よくなってきていると感じる」とコメント。リハビリを兼ねて出場したA+の試合では10打数3安打、4打点。本塁打も1本放つなど故障前とも変わらない打棒を発揮していた。
 
 また、ヤンキースのアーロン・ブーン監督によるとアンドゥハーはしばらくの間、指名打者(DH)としてプレーする予定で、三塁は引き続きジオ・アーシェラ内野手が務めるとのこと。守備力改善が急務だったアンドゥハーだが、復帰後しばらくは打撃だけに専念することになる。
 
 なおアンドゥハー昇格に伴い、マイク・フォード内野手がマイナーに降格する模様。フォードは10試合で打率.179だったが、8四球を選び出塁率.378と確かな選球眼で貢献していた。
 
 ヤンキースはルーク・ボイト内野手、グレイバー・トーレス内野手らの活躍もあり、2日(同3日)時点で18勝13敗、勝率.581で首位のタンパベイ・レイズを追いかけている。故障者続出の中でも好調を維持するチームにとって、頼もしいスラッガーの復帰は首位への起爆剤となりそうだ。