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ブルージェイズ、超有望株ゲレーロJr.が鮮烈デビュー! 初安打が劇的勝利呼ぶ二塁打

2019/04/27

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第2打席ではあわや本塁打の飛球放つ

 メジャーNo.1プロスペクトの評価を受けているトロント・ブルージェイズのブラディミール・ゲレーロJr.内野手が26日(日本時間27日)、本拠地でのオークランド・アスレチックス戦でメジャーデビューを果たした。
 
 今季は3Aで8試合に出場し、打率.367、3本塁打、8打点、OPS(出塁率+長打率)1.124と圧倒的な成績を残していたゲレーロJr.。米国殿堂入りの実績をもつ父にも劣らない打棒で活躍することが期待されていたが、いよいよメジャーの土を踏むときが訪れた。
 
 父ゲレーロ氏も球場に訪れて見守る中、この日は「5番・三塁手」で先発出場。記念すべきメジャー初打席は2回、アスレチックス先発のマイク・ファイヤーズ投手との対戦。初球を見逃してボールとなったが、そこから2球で追い込まれてしまう。5球目を強打して鋭い打球を放ったが、結果は一塁ゴロとなった。
 
 初安打が欲しいゲレーロJr.は4回の第2打席に再びファイヤーズと対戦。初球のスライダーを見極め粘り続けると、5球目となった85.4マイル(約136キロ)のチェンジアップを完璧に捉える。あわや本塁打の一打を放ったが、アスレチックスの左翼手チャド・ピンダー外野手のファインプレーでアウトに。惜しくも初安打を逃してしまう。
 
 第3打席が訪れたのは7回。3度目の対戦となったファイヤーズの87マイル(約139キロ)のカットボールを打ち損ねて右飛。チームは2-0とリードし、追加点が欲しいところだったが、わずか2球で仕留められてしまった。
 
 その後チームは8回に追いつかれ2-2となり、試合は9回へ。この回の先頭となったゲレーロJr.の第4打席は3番手のユスメイロ・ペティット投手との対戦。早々に追い込まれてしまうが、外角の厳しいコースに入った89.5マイル(約143キロ)の直球を上手く流し打つと、打球は一塁手の横を抜けて右翼線を転々。これが二塁打となり、記念すべき初安打となった。
 
 ゲレーロJr.の一打で勢いがブルージェイズに傾き、試合はその後ブランドン・デュルーリー内野手がサヨナラ2ラン本塁打を放って4-2でブルージェイズが勝利する劇的な幕切れとなった。
 
 ゲレーロJr.はこの日4打数1安打。父ゲレーロ氏の前でメジャー初安打を記録した。また、第1打席の一塁ゴロ、第2打席のレフトフライなど強烈な打球が多く、これからの活躍を期待させるような打席も多かった。