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ドジャース・前田健太、4回6失点で2敗目 先発ローテ候補・ウリアスが2回無安打4Kの抜群投球

2019/04/24

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 ロサンゼルス・ドジャースの前田健太投手が23日(日本時間24日)、敵地でのシカゴ・カブス戦に先発登板。2回までに6点を失う苦しい投球で、今季2敗目(3勝)を喫した。
 
 立ち上がりからカブス打線に捕まった。初回先頭のゾブリストに左安打を許すと、その後追い込みながらも2つの四球を与えるなど、1死満塁とされる。5番シュワーバーからは三振を奪い、2死までこぎつけたものの、2本の長打でいきなり4点を失った。
 
 この回、打者9人中4人に対してフルカウントまでもつれ込むなど、初回だけで41球を費やす苦しい立ち上がりとなった。
 
 2回の投球もピリッとしない。再び先頭で迎えたゾブリストに安打を許すと、1死を取ってから3番リゾ―に4号2ランを浴び、さらに2点を献上。その後も連打で1死一、二塁のピンチを招いた前田だったが、ここからようやくエンジンがかかる。
 
 6番コントレラス、7番デスカルソを連続三振に斬ると、3回、4回と3人で退け、8者連続凡退に抑えた。前田は4回を投げ切ったところで降板。立ち上がりに大量失点こそしたが、次回につながる修正力を見せた。
 
 この日の前田は、4回(74球)を投げ、被安打7、与四球3、奪三振5、失点6の内容で、防御率は5.20に悪化している。
 
 前田の後を引き継いだ2番手ウリアスは、5回3つのアウトを全て三振で奪うなど、2回を無安打4奪三振に抑える抜群の投球を披露。先発ローテーション候補の一角であるウリアスの活躍は、前田のポジションを危うくするかもしれない。