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MLBの本塁打激増はやはり“飛びすぎるボール”のせいだった。同じボールに変更の3Aで判明

2019/04/20

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メジャーに近い環境での分析が目的?性質は段違い

 昨年までマイナーリーグではメジャーリーグとは違うボールを使用してきた。ところが、今年から3Aに限りメジャー公式球を使用することにしたとたん、かってないほどホームランの数が激増した。大手野球専門雑誌の『ベースボール・アメリカ』オンライン版がそんなレポート記事を18日(日本時間19日)に公開し、話題を呼んでいる。
 
 記事によれば、マイナーリーグは今季から3Aレベルではメジャー公式球と同じコスタリカで製造されているローリング社のボールを使用し、2Aレベル以下では従来と同じ中国製のボールを使用することを決定した。これは、マイナーリーグのトップレベルである3Aの選手たちのパフォーマンスを、よりメジャーリーグに近い環境で分析することが目的であったと見られている。
 
 メジャーリーグのボールはマイナーリーグのそれと比べて、縫い目が小さく、革の質が優れている。その違いはピッチャーが投球する時の指のかかり方、バットに当たった時の反発力、そして打球の飛距離の差となって表れてくる。一方、マイナーリーグのボールは性質で劣る分、低コストで長持ちするのだ。
 
『ベースボール・アメリカ』は、マイナーリーグ開幕前の4月3日(同4日)の記事でそのことを指摘し、メジャーと同じボールを使えば3Aの本塁打数が劇的に増えることを予測していたが、そのわずか2週間後にはっきりとした数字でその予測が正しかったことが証明された形となった。
 
 上の記事では、マイナーリーグの階層ごとに昨季と今季ここまでの1試合平均の打撃成績を比較。3Aでは本塁打数が前年比135%に増えているのに対し、それ以外の2Aでは同86%、1A+ では85.4%、1Aでは同84%と軒並み数字を下げている。

 元々、4月は本塁打数が伸びない時期だった。気温が低いため、ボールが飛びにくいためだ。2A以下のリーグでは今季もその傾向が続いている。ボール以外の条件が同じであるにもかかわらず、3Aのみ本塁打数が増えている。記事では、シーズンが進み気温が上がるにつれて、3Aの本塁打数はさらに増え続け、歴史的な記録が生まれるだろうと予想している。

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