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平野佳寿、好リリーフで今季初勝利をマーク! ダイヤモンドバックスは連勝飾る

2019/04/17

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 アリゾナ・ダイヤモンドバックスの平野佳寿投手が16日(日本時間17日)、敵地サントラスト・パークでのアトランタ・ブレーブス戦にリリーフ登板し、1回1/3を投げて1安打無失点と好投。直後にチームが勝ち越して今季初勝利を手にした。
 
 ダイヤモンドバックスは2-1と1点リードの5回、先発のロビー・レイ投手が連打で2死一塁、二塁のピンチを招くと、フレディ・フリーマン内野手に適時二塁打を放たれ同点に。その後も連打で2-5と3点のビハインドを背負う展開となったが、7回に4点を取り返し、6-5と1点リードの戦局に戻す。
 
 しかしその裏、2番手ヨアン・ロペス投手が、オジー・アルビーズ内野手にソロ本塁打を許して同点に。その後、2死一塁と長打が出れば勝ち越しを許す場面で、平野がマウンドへ。前回登板では2失点と冴えなかった平野だが、ヨハン・カマーゴ外野手を89.9マイル(約143キロ)の直球などで追い込むと、最後はスプリットで空振り三振に斬って取り、この回を無事に切り抜ける。
 
 続く8回も平野は続投。先頭のダンスビー・スワンソン内野手にスプリットを捉えられ、レフト方向への二塁打とされてしまうが、後続のタイラー・フラワーズ捕手をスプリットで一塁ライナーに打ち取ると、一塁手が素早く遊撃手に送球し、飛び出していたスワンソンをアウトにしてダブルプレー。続くエンダー・インシアーテ外野手も84.2マイル(約135キロ)のスプリットでショートライナーに打ち取った。
 
 そして直後の9回、先頭のクリスチャン・ウォーカー内野手が左中間に値千金のソロ本塁打を放って勝ち越し。その後2点を追加したダイヤモンドバックスは、クローザーのグレッグ・ホランド投手が9回を無失点に抑え、9-6で勝利。平野は今季初勝利を手に入れた。
 
 平野はこの日1回1/3、17球(ストライク10球)を投げて1安打、1奪三振、無失点。防御率は6.43となった。
 
 平野の好投で流れを呼び込み、シーソーゲームを制したダイヤモンドバックス。前日のサンディエゴ・パドレス戦に続いての連勝で、勝率をまた一歩巻き返した。