データやコラム、多角的な視点で野球の魅力を発信!ベースボールチャンネル(BaseBall Channel)



今季もフライボール革命は継続か?三振増加、ヒット減少の流れも顕著に

2019/04/08

text By

photo

Getty Images

タグ: , , , ,



 
 メジャーリーグを席巻するフライボール革命。このムーブメントは今季も継続されるのか。4月6日(日本時間7日)、全米各地で開催された全15試合で飛び出したホームランの数が今季初めて50本に到達した。
  
 現地6日(日本時間7日)終了時点で行われた全256試合で放たれたホームランの数は317本。ここまでの1試合平均は1.238本となっている。2018年シーズンは全4862試合で5585本塁打、1試合平均では1.148本であり、このペースを上回っている。MLB記録となった6102本塁打が飛び出した2017年が1試合当たり1.255本となっており、これに肉薄しているペースとなっている。チーム別では開幕から10試合連続でホームランが出ている、シアトル・マリナーズの24本がトップとなっている。
 
 その一方で、フライボール革命、シフトを敷いた守備の影響で、昨季はMLB史上初めて、三振の総数(41207)がヒットの総数(41020)を上回ったシーズンとなったことでも話題になった。今季もここまで三振数(2251)がヒット数(2057)を上回っている。昨シーズンの三振数とヒット数の対比率が1.004:1であったのに対し、今季は1.094:1とより顕著な差が出ている。
 
 フライボール革命の影響で、野球がより大味になってきたことを指摘されて久しい。まだ各チーム10試合前後の消化であり、結論付けるには早計ではあるが、今季も引き続きその潮流の上にあると見てもよさそうだ。