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平野、ドジャース相手に2点差逆転許す 2奪三振と内容は上々も守備の乱れから失点

2019/04/01

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 アリゾナ・ダイヤモンドバックスは3月31日(日本時間4月1日)、ロサンゼルス・ドジャースと対戦。平野佳寿投手が登板し、1回を投げて2つの三振を奪ったものの、味方の内野守備の乱れもあり3失点(自責点2)を喫して逆転を許した。ダイヤモンドバックスはそのまま敗れ、平野は敗戦投手となった。
 
 試合はダイヤモンドバックスが初回から3点を失う展開。0₋4とビハインドの4回表には大量7点を挙げて逆転に成功したが、その裏に1点を失い、5-7で8回裏を迎えた。
 
 この場面でマウンドに上がった平野。先頭のジャスティン・ターナー内野手には3球目の変化球を引っかけさせて三遊間へのゴロに打ち取ったが、これが遊撃の失策となり出塁を許す。続くジョク・ピーダーソン外野手からは4球目のスプリットで空振り三振を奪った。絶好調の主砲コディ・ベリンジャー外野手には粘られた末、遊撃への内野安打。完全に打ち取った当たりだっただけに不運な形となった。
 
 続く打者は新加入のA.J.ポロック外野手。広く空いた一塁線を破られ、さらに右翼手が処理にもたつく間に2点を失った。打者走者ポロックはこのプレーで三塁まで進み、マックス・マンシー内野手の犠飛で生還した。この回3点目となり、ダイヤモンドバックスはついに勝ち越しを許す形となった。
 
 最後はエンリケ・ヘルナンデス外野手を内角のスライダーで空振り三振に斬り、この回を終えた平野。この日は1回を投げて被安打2、与四球0、奪三振2で3失点(自責点2)だった。内容は決して悪くなかったものの、打ち取った当たりの内野ゴロが失策と内野安打となった他、二塁打性の当たりで三塁まで進塁を許すなど、ダイヤモンドバックス守備陣の悪い流れを断ち切ることができなかった。
 
 試合はそのまま7-8でダイヤモンドバックスが敗戦。平野は敗戦投手となり、今季のここまでの成績は2試合登板で0勝1敗、2回を投げ防御率9.00、奪三振3となっている。