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菊池雄星、MLB公式が選ぶ新人王候補3番手 同格の同僚左腕と争ってチーム投手力向上へ

2019/03/27

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開幕2戦目でデビュー「好印象を与えた」

 米公式サイト『MLB.com』が26日(日本時間27日)、今季の最優秀選手賞(MVP)や最優秀新人賞(新人王)など各タイトルの受賞者を獲得すると予想される選手を発表。シアトル・マリナーズの菊池雄星投手が、アメリカン・リーグの新人王部門で3番手として挙げられた。
 
 菊池は埼玉西武ライオンズからポスティング制度を利用してマリナーズに移籍。NPB通算73勝の実績を引っ提げて、憧れのメジャーリーグに挑戦する。
 
 21日は東京ドームでオークランド・アスレチックスとの開幕2戦目に先発し、4回2/3を投げて2失点(自責点1)の成績で勝ち投手にこそなれなかったが、昨季24本塁打のマット・チャップマン内野手などから計3三振を記録して、同サイトは「27歳の左腕がメジャーデビュー戦で好印象を与えた」と評価した。
 
 チームは同じ左腕で昨季11勝を挙げたジェームズ・パクストン投手をトレードでニューヨーク・ヤンキースに放出しただけに、ルーキー菊池にはエース級の期待がかかる。
 
 一方で、菊池と並んで3番手に位置付けられたのは、奇しくもパクストンと引き換えに獲得したチームメイト、左腕のユスタス・シェフィールド投手だ。
 
 22歳のシェフィールドは、昨季ヤンキースでメジャーデビューし3試合に登板。未勝利ながら球団の若手有望株ランク1位で、最速97マイル(約156キロ)の速球とスライダーなどを武器に将来のエース候補として期待されている。現在25人枠には入っていないが、同サイトは「いつでもメジャー昇格の候補になっている」とした。
 
 昨季はパクストンを含めて2桁勝利を挙げた投手が3人にとどまり、89勝73敗(勝率.549)でアメリカン・リーグ西地区3位に終わったマリナーズ。菊池とシェフィールドの両左腕が活躍することで、新人王争いが過熱するとともにチームの投手力向上に繋がり、その先には2001年以来遠ざかっているポストシーズン進出も見えてくるはずだ。
 
 なお、菊池とシェフィールドの他にア・リーグの新人王に予想されたのは、1番手にトロント・ブルージェイズのブラディミール・ゲレーロ内野手、2番手にシカゴ・ホワイトソックスのイーロイ・ヒメネス外野手が挙げられている。




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