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菊池雄星、日本での開幕2戦目「このチャンスは2度とない」 大砲揃う相手を警戒も全力尽くす

2019/03/16

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指揮官は能力と姿勢を高く評価「学習態度が非常に素晴らしい」

 開幕2戦目に登板することが発表されているシアトル・マリナーズの菊池雄星投手が、オークランド・アスレチックスとの2019年開幕シリーズ(20日~21日、東京ドーム)への意気込みを語った。
 
 メジャー1年目の開幕をいきなり日本で迎える菊池は会見で「まさかデビュー戦が日本で迎えることになるとは想像していなかった。このチャンスは2度とないので、チームとしても開幕2試合を良い形で切れると良いな」と日本のファンの前での好投を誓った。
 
 スプリングトレーニング(春季キャンプ)のオープン戦の成績は、3試合を投げて2勝1敗、防御率4.00、9回を投げて与死球2、奪三振6。調整について「毎試合、収穫と課題が両方見つかったが、チームメイトの投手陣にたくさんの意見を聞きながら調整方法を教わった。環境も含めて良いアジャストができたんじゃないかなと思う」と話し、キャンプ地である乾燥したアリゾナ州での環境にも徐々に慣れ手応えを掴んでいったことを明かした。
 
 対戦するのは、マリナーズと同じアメリカン・リーグ西地区に所属し、昨季97勝を挙げて地区2位でワイルドカードとしてポストシーズンに進出したアスレチックス。昨季リーグ最多となる47本塁打を放ったクリス・デービス外野手や24本塁打を放ったメジャー3年目のマット・チャップマン内野手など強打者が揃っている。
 
 菊池自身もアスレチックスについて「昨年のポストシーズンに進出している強いチーム」と警戒しており、「まだ具体的に映像は見ていないが、凄い強力打線だと思うので、自分が持っている全てを出して全力で抑えたい」と意気込んだ。
 
 スコット・サービス監督はルーキー左腕について「カーブ、スライダーも優れている。そして非常にストライクゾーンに決まる」と実戦での投げっぷりを見てその能力を高く評価し、さらに「打たれても全く動じなかった。学習態度が非常に素晴らしい。メジャーのゲームがどういうものかを学んでいる。質問が的確で、真面目に練習している」と、今後のメジャーでの長いキャリアを見据えた上での野球に対する姿勢に太鼓判を押している。
 
 菊池と投げ合うのは、メジャー62勝を誇るメジャー12年目のベテラン右腕マルコ・エストラーダ投手。日本ファンのの大歓声を受けながら、最高のスタートを切ることができるか、念願の瞬間がもうそこまで来ている。
 
取材・氏原英明、文・ベースボールチャンネル編集部




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