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大谷翔平が投手のリハビリ再開間近、エ軍監督「すぐにでも」課題はスケジュールの組み方か

2019/03/08

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5月復帰目指すも…打撃とリハビリの過密日程

 右肘靭帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)からリハビリを続けるロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平投手が、投手としてのリハビリを間もなく開始する予定であることが分かった。米メディア『Los Angeles Times』が7日(日本時間8日)、伝えている。
 
 リハビリは順調で、2月下旬にはティー打撃を行えるまでになった大谷。打者としてプレーする今季に向けた練習を続ける中、さらなる朗報が舞い込んできた。
 
 同メディアによると、エンゼルスのブラッド・オースマス監督は大谷について「すぐにでも投手としてのリハビリが始まるだろう」とコメント。大谷は、昨年10月にトミー・ジョン手術を受けて以来投球を行っておらず、アリゾナでの春季キャンプでも打撃練習に焦点を当てていた。具体的な投手の始動時期は言及されていないが、復帰への第一歩を踏み出す時期は近そうだ。
 
 しかし、投球練習再開には悩みの種もある。同メディアは、もし大谷が打者として復帰すれば、試合とリハビリとの日程の組み合わせが複雑になり、球団側は苦労することになるだろうとしている。打者としては5月頃の復帰になる予定の大谷。過密スケジュールとなることが予想されるが、22本塁打を放った昨季のような打棒を今季も発揮することができるだろうか。二刀流復活へ向け、まずは打撃から挑む。