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ヤンキースの元エース候補、TJ手術から復活へ上々のオープン戦デビュー

2019/03/04

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ヤンキース時代は田中、サバシアとともにローテーションの一角に

 
かつてヤンキースのローテーションを支えたマイケル・ピネダ投手(ミネソタ・ツインズ)が、トミー・ジョン手術からの復帰を目指している。現地2日(日本時間3日)、米国のスペイン語圏向けサイト『ESPNデポルテス』がピネダのオープン戦での復帰登板について報じている。
 
 ヤンキース時代の2017年7月にトミー・ジョン手術を受けたピネダの、2シーズンぶりのメジャー登板へ向けての歩みがスタートした。現地1日に行われたボストン・レッドソックスとのオープン戦、久しぶりの実戦のマウンドに立ったピネダは、2回無失点、被安打1、1奪三振と上々の出来を見せた。
 
 投じた26球のうちストライクを18球集め、直球は最速95マイル(約152.9km)に達した。登板を終え、30歳のドミニカ人右腕は「健康で、ちゃんと戦える状態でありたい。直球のスピードにこだわりはない。今の目標は、まず健康であり、そしてマイケル・ピネダとしてあるべき姿に戻ることだ」と述べている。
 
 ツインズのロッコ・バルデッリ監督は「いい登板で満足している。マウンドに登り、投球し、感覚をつかむ。今日ピネダはその全てを行った。素晴らしい1日だった。今の段階で我々が望むところにある」と上々の復帰登板を喜んだ。チームは、ピネダをローテーションの3番手、4番手にというプランを持っているようだ。
 
 昨シーズン中の復帰を目指しながらも右膝の半月板を痛め復帰がずれ込んだ。ピネダは「リハビリは非常にきついし、ストレスも溜まった。誰にとっても好きなものではないだろう。だが、私はメンタルを強く保った。野球選手でいられるというのは恵まれたことだ、どんなことが起きようとも関係なく、気持ちを強く保つべきなんだ」と長いリハビリ期間を振り返っている。
 
 ピネダは、2012年~2017年の6シーズンをヤンキースで過ごし、ローテーションの一角として、田中将大投手、CC・サバシア投手とともにヤンキース投手陣を支えていたこともあり、日本人ファンにも馴染みのある選手であろう。大きな期待を受けながらもブレイクしきれなかったヤンキース時代を経て、そしてトミー・ジョン手術を乗り越え、ピネダの新しい野球人生の幕が開けようとしている。




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