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超大型契約でフィリーズ入りのハーパー、入団会見で熱い決意「全ての事を勝利のために」

2019/03/03

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父と同じ“ブルーカラー”によって繁栄した街での活躍誓う

 オフのフリーエージェント(FA)市場で最大の目玉の1人だったブライス・ハーパー外野手が2日(日本時間3日)、フィラデルフィア・フィリーズと13年総額3億3000万ドル(約368億円)で正式契約を結んだ。同日にフロリダ州クリアウォーターで入団会見を行い、新天地での意気込みを語っている。
 
 26歳のハーパーが、13年総額3億3000万ドル(約368億円)という米プロスポーツ史上最高額となる超大型契約でフィリーズ入りした。通算184本塁打、リーグ最優秀選手賞(MVP)や6度のオールスターゲーム選出など数々のタイトルや功績を残してきた若きスーパースター。入団会見では早速フィリーズのユニフォームに袖を通して今季を含め将来への意欲を力強く語った。
 
 米公式サイト『MLB.com』によると、ハーパーは「私にとって勝つことこそ全てだ」とコメント。「毎年MVPを獲りたいが、そうはいかないだろう。それでも“大きな年”にしていきたい。私たちはチームとして、組織として全ての事を勝利のために行っていく」とフィリーズの一員として世界一を目指し勝利を積み重ねていくことを掲げた。
 
 新しい背番号は「3」。ワシントン・ナショナルズで背負っていた「34」を着ける可能性もあったが、ハーパーは「ロイ・ハラデイ氏がそれを着ける最後の人物になるべきだと思った」と話し、今年殿堂入りを果たした亡き名投手に敬意を表している。
 
 何度も「勝利のために」という言葉を口にしたハーパー。かつて父親がラスベガスで鉄筋を溶接する仕事をしていたことにかけて、「この場所(フィラデルフィア)はブルーカラー(主に生産現場で肉体作業を特徴とする労働者)の人々が勝利し、その皆が家族であることで繁栄してきた。ここで毎日私の仕事を一生懸命行い、非常に長くプレーし、長い間成功するために出来ることを行っていきたい」とこれから始まるフィラデルフィアでの長いキャリアを見据えながら、熱い気持ちを明らかにした。
 
 巨額と長期の契約に目が行きがちだが、ハーパーの選手としてのポテンシャルや能力の高さは世界一を目指すチームにとって欠かせないものだ。フィリーズの長き未来を背負うと決めた男の活躍に、今後も目が離せない。

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