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ドジャースはハーパーに約50億円×4年を提示していた? 各球団の提示内容を改めて振り返る

2019/03/01

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 フリーエージェント(FA)からフィラデルフィア・フィリーズ入りを決めたブライス・ハーパー外野手に対し、多数の球団が大規模な契約を提示していたことがわかっている。米メディア『スポーツ・イラストレーテッド』は2月28日(3月1日)、各球団の提示した契約内容を改めて振り返り、争奪戦を総括する記事を発表した。
 
 フィリーズとハーパーの間で最終的に交わされた契約は13年・3億3000万ドル(約368億円)。”終身雇用”も可能となる大規模な契約だ。これまでのジャンカルロ・スタントン外野手(ニューヨーク・ヤンキース)の総額を抜き、全米のプロスポーツ史上トップの契約総額を手にした。
 
 しかし、これまでには多数の球団による争奪戦が続いており、具体的な提示内容も明らかになっている。特に有力と見られていたロサンゼルス・ドジャースは、単年4500万ドル(約50億円)の破格で4年契約を持ちかけていた模様。単年あたりの金額としては争奪戦でも圧倒的トップだが、ハーパーはより長い年数を選択したということになる。
 
 他にも、有力視されていたサンフランシスコ・ジャイアンツが12年・3億1000万ドル(約346億円)という内容でオファーしていたこともわかっている。ジャイアンツにはハーパーの尊敬するバスター・ポージー捕手が在籍している他、自宅がより近いことも利点として指摘されており、一時は契約間近との見方もあった。
 
 さらに、3~4年・単年あたり4300万ドル(約48億円)といったものや、総額3億ドル(約334億円)でオプトアウト(選手自身が契約を破棄できる権利)を含むオファーもあったという。また、ナショナルズのオファーには、ハーパーの引退後も60歳まで総額1億ドルを支払い続けるという”終身雇用”も含まれていたとされるが、最終的に下した決断はフィリーズとの契約だった。
 
 多数の噂が出回り、長きにわたった争奪戦もついに決着。史上最大の契約を勝ち取った”選ばれし者”が今季もそのバットでチームを勝利に導く。