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ハーパー合意が残るFA選手たちに与える影響は? カイケル、キンブレルら実績ある投手も未契約

2019/03/01

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 ブライス・ハーパー外野手のフィラデルフィア・フィリーズ入団が決まり、残るフリーエージェント(FA)選手たちの去就にも影響を与えそうだ。特に注目が集まるのはダラス・カイケル投手とクレイグ・キンブレル投手で、実績十分ながら今季の所属先が決まっていない。公式サイト『MLB.com』は2月28日(日本時間3月1日)、2人の移籍先を分析した。
 
 マニー・マチャド内野手がサンディエゴ・パドレスと、ハーパーがフィリーズと契約合意に至ったことで、今オフのFA市場もついに終局が見えてきた。
 
 今オフの大物FA投手たちは、パトリック・コービン投手がワシントン・ナショナルズと、ネーサン・イオバルディ投手がボストン・レッドソックスと、菊池雄星投手がシアトル・マリナーズとそれぞれ契約合意しているが、残る大物がヒューストン・アストロズからFAのカイケル、ボストン・レッドソックスからFAのキンブレルだ。
 
 カイケルは2015年のサイ・ヤング賞受賞投手で、通算7年で76勝を挙げている先発左腕。昨季も34試合登板、204回1/3を投げて12勝11敗、防御率3.74、奪三振153の好成績を収めた。複数の球団が強い興味を持っていると報じられたが、現状まで契約は決まらず。『MLB.com』による獲得候補予想は以下の通りだ。
 
・サンディエゴ・パドレス
 全米プロスペクトランキング15位のマッケンジー・ゴア投手ら、優秀な若手有望株を複数保有しているが、MLBの舞台で活躍するにはまだ少し時間がかかりそうだ。打のマチャド、投のカイケルを軸としてチーム再建を進める可能性は残されている。
 
・アトランタ・ブレーブス
 マイケル・フォルティネビッチ投手が肘に、ケビン・グスマン投手が肩にやや不安を残すブレーブスが、安定感のある先発投手をもう1人獲得する方針とするのは自然な流れかもしれない。
 
・ヒューストン・アストロズ
 アストロズは昨年、前所属球団が優先的に来季の単年契約(今季規定額は約20億円)をオファーできる保障制度「クオリファイングオファー」を提示。これをカイケルが拒否したため、同じ先発左腕のウェイド・マイリー投手を獲得していた。しかし、買い手のつかないカイケルがアストロズへの残留を選ぶ可能性は十分にありそうだ。

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