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実は二刀流になりたかった? 最多盗塁ヘンダーソン氏がアメフト挑戦の過去を明かす

2019/02/19

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挑戦は断念も…野球史に残る選手に

 オークランド・アスレチックスなどで活躍したリッキー・ヘンダーソン氏が現役時代、アメリカンフットボールに挑戦する意志を持っていたことを語った。米メディア『Sports Illustrated』が18日(日本時間19日)、伝えている。
 
 現役時代は俊足を活かした外野手として活躍し、メジャー歴代最多となる1406盗塁を誇るヘンダーソン氏だが、過去に野球選手だけではなくアメフト選手にもなろうとしていたことを明かした。
 
 同メディアによると、ヘンダーソン氏は「ボー・ジャクソン氏がリーグに来た時、アメフトをするためアル・デービス氏に会いに行ったんだ。彼は僕を野球との二刀流選手にするつもりだった」と述べ、オークランド・レイダーズのオーナーだったデービス氏と競技をまたいだ挑戦に向き合っていたことを話した。
 
 しかしヘンダーソン氏によると、当時所属のアスレチックスは「まさか!君はここから出ていかない、そんなこと起こりはしない」と言って挑戦を否定。そのまま二刀流挑戦は終わってしまったという。
 
 当時はジャクソン氏やディオン・サンダース氏などがアメフトと野球の二刀流選手として活躍していたが、球団側にとってはヘンダーソン氏は貴重な戦力だった。そのため挑戦を否定したと考えられている。
 
 過去を振り返ったヘンダーソン氏は「いつもボーとサンダースに言っていたよ。2つのスポーツを掛け持つことはできたはずなのにって」と付け加え、惜しくも実現しなかった挑戦に悔しさを滲ませていた。
 
 ヘンダーソン氏がアメフトに挑戦していた場合、2位以下を大きく突き放す盗塁の通算最多記録は生まれていなかった可能性も高く、数々の名場面も見られなかっただろう。
 
 しかし仮に挑戦していた場合、メジャー屈指の俊足で鳴らしたヘンダーソン氏がアメフトでもフィールドを駆け抜けた姿は想像に難しくない。両方の競技でどれだけの成績を残したのか気になるところだ。